年齢別:筋肉の状態を知って対策を練る

・年だから筋肉が弱ってきた、
・最近疲れやすい
・筋肉が落ちた

 

そんなことを感じる人も多いのでないでしょうか。

 

年齢と共にいろんなところが衰えてくるのはたしかです。

それはもはや自然の摂理なのでどうしようもない感はあります。

が。

年齢に応じてきちんと対策をすれば

衰えを最小限に抑えることもできます。

 

筋肉は衰えるというよりももっと違うなにかですね。

 

僕のこれまでのべ4万人以上の治療実績を基に

独自の観点で年代別の筋肉の状態と対策をまとめてみました。

 

あくまで目安なので必ずしもそうとは限りませんが。

それではどうぞ〜。

 

0〜9歳

 

生まれたばかりの赤ちゃんの筋肉は

実に柔らかくて触るとプニプニしてて気持ちいいですね。

理想はこの状態を保ち続けることです。

このころは動けないので筋肉がプニプニして柔らかい状態なのです。

 

ですが、時間が経つにつれて

少しずつ筋肉の動きは活発になっていきます。

この時期は、グングン成長しているので、

骨も筋肉も、ものすごく柔らかい状態です。

 

それでも、成長とともに少しずつ筋肉は硬くなっていくのです。

 

小学校に入る時点で体の柔らかい子とカタイ子とにけっこう分かれます。

遺伝的な要因もあると思いますが、すでに筋肉には

疲労が蓄積しはじめているので、柔らかくしようと

思ったら、ストレッチはやっておいたほうがいいですね。

 

スポーツをやり始める子どもも多いので

それに合わせて筋肉も太くなり始めます。

ただ、この時期の筋トレはあまりオススメできません。

 

、というのも、筋肉を鍛えるという行為は筋肉を一回潰して

回復していく過程で太くなっていくので、

背が伸びるのを妨げてしまう可能性があるからです。

 

なのでこの時期は鍛えることよりも、いろんな動きを

覚えさせるということのほうが大事なことだと僕は考えます。

 

10〜20歳

 

スポーツをやっている人はいちばん大事な時期です。

体のあらゆるところが爆発的に成長するので、

筋肉にも大幅な変化がおとずれます。

男女の差がでてくるのもこの時期で、

男性は筋肉質でがっしりとした体つきに、

女性は少しふっくらして丸みをおびてきます。

特に10歳から15歳にかけては、

身長が爆発的に伸びる時期なので、

骨の成長に筋肉が追いつかない場合もあります。

 

スポーツをやっている人は、基本的な体力づくりをさせられる

時期なので、筋肉に疲労がもっとも溜まるのもこの時期です。

 

特に小学校からずっと競技をやっている人は、

この時期にケガをしやすいですね。

それは、筋肉に疲労が蓄積して筋肉が硬くなっているということ。

 

それを防ぐためには、毎日のストレッチなど、

筋肉を柔らかく保つことが何よりも大事なことです。

 

僕自身、中学1年生のときに爆発的に身長が伸びて、

筋肉の成長が追いつかなくて膝を痛めた経験があります。

それも筋肉が柔らかい状態だったら、おそらくそこまで

膝を痛めることもなかったんだろうなと悔やんでいます。笑

 

特に運動はしていない人でも、この時期にある程度

体を動かすことをしといたほうが、後々苦労をしなくてすみます。

 

20〜30歳

 

 

この年代から筋肉に劇的な変化がおとずれ始めます。

競技一筋でやってきた人は、それまで溜めていた疲労が

一気にキバを剥いてくる時期です。

特に中学高校と一貫してずーっとスポーツをやっていたという人は

高校を卒業したあたりで疲労がピークに達する人が多いです。

 

なのでだいたい20歳前後でいろんなところに

不具合が起きるケースがあとを絶ちません。

 

特に社会人になると、学生とちがって環境がガラッと変わります。

その影響で精神的な負担も増えて、

それが体にも悪影響を与えてしまうようです。

さらに仕事に追われて時間を取れないなどの理由から、

運動をする機会が週末などの限られた時間になっていきます。

 

筋肉は適度に動かすことで温まって血流がよくなるものなので

それがなかなかできないとなると平日に生み出した老廃物が

そのままそこに停滞してしまいます。

それが疲労感になっていき、ますます体を動かす気力が

なくなっていって悪循環が生まれます。

 

早い人だとすでに体のあちこち痛くなってきますね。

 

30〜40歳

 

 

筋肉の状態はこの年代になると、健康な状態を保ててる人と

そうでない人の差がはっきり現れてきます。

 

継続的に運動している人は比較的、

筋肉も柔らかい状態を保っていることが多いです。

 

これぐらいの年齢になると、ますます運動する機会は減っていきます。

 

週末にしていた運動も育児や家族サービスで

時間を取れないことが多くなるためです。

運動する機会が減ると、筋肉は血液の循環が悪くなるため、

どんどん硬くなっていってしまいます。

そして早い人は10代から20代にかけて

使ってきた筋肉の疲労がピークに達します。

 

なので肩や腰などに痛みが出始めるのがちょうどこの年代です。

それを防ぐためには、マッサージなどで筋肉をほぐすもよし、

時間がないという人は、ストレッチなどで筋肉を柔らかい

状態で維持することを心がけることが大事です。

 

関連記事⇒1日5分でOK!健康な体を手に入れるための秘訣

 

ちなみに35歳を境に急激に体力の衰えを感じ始めます。笑

 

 

40〜50歳

 

 

体力の衰えをおおいに感じ始めるこの年代。

筋肉の状態は、仕事の疲労がピークに達し始める年代なので

疲労が蓄積してさまざまな箇所に不具合が起こり始めます。

 

ぎっくり腰、四十肩、腱鞘炎、膝関節、などなど…。

 

これらはすべて筋肉が原因で起こるものなので、

筋肉を常に柔らかい状態に保っていれば、

このようなことは起こりにくくなります。

 

その要因のひとつに仕事である程度の立場につくことも

多い年齢なので、自分の体のことに注意がいきにくいという

こともあります。要するに体からのSOSを

見てみぬフリをしてしまっている状態ですね。

 

 

50〜60歳

 

 

この年代になると、

運動を日常的にしている人のほうが圧倒的に少なくなります。

なので筋肉の状態はガチガチになっていることが多く、

全身ボロボロになっている人も少なくありません。

 

「年のせい」という人が多くなるのもこの年代の特徴ですね。

 

が。

 

年のせいにしてはいけません。

体のケアをやってこなかった自分の責任なので。

 

60歳〜

 

 

仕事を引退して時間を好きなように

使えるようになってくるのがこの年代からですね。

だけど、体が動かなくて、

やりたいことが思うようにできない人多数。

 

筋肉の状態はサビついてしまった金属のようにガチガチです。

 

それを「筋肉が落ちた」と勘違いして、

筋肉を鍛えるということをしようとする人が

多いのですが、それは大きな間違いです。

疲労が蓄積して硬くなった筋肉にさらに負荷をかけてどうするんですか?

余計硬くなってしまって痛めてしまう可能性のほうが高くなりますよ。

鍛えることよりもストレッチして柔らかくしてください。

関連記事⇒1日5分でOK!健康な体を手に入れるための秘訣

 

まとめ

 

筋肉は年齢と共に衰えるのは仕方のないことです。

でも、それを最小限に抑えるには、筋肉を

常に柔らかい状態にしておくことがいちばんです。

 

そのためには、毎日のストレッチを欠かさず

やることや、適度な運動を心がけたり。

 

ときにはマッサージを受けて筋肉をほぐしたり

することも必要です。

なによりも大事なことは、自分の状態を常に把握すること。

細かな変化を感じ取れるのは自分しかいないので。

 

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