初心者でも安心!水墨画を簡単に描く方法

水墨画を始めたいけどどうすればいいかわからない。

技法とかいっぱいあって難しそう…。

格式高いイメージがあって近寄りがたい。

 

そんな水墨画初心者さんでも簡単に水墨画を描く方法を解説します。

水墨画が難しそうな理由

 

水墨画は何もしていないクセに、それだけでなんか独特な雰囲気があるので難しそうな感じがしてしまいます。その原因は歴史と伝統です。何かを放ってしまってるんだと思います。

でも実際はただのモノクロの絵です。水と墨と筆があればいつでも描くことができるすっごくシンプルな絵画です。

なのですごくお気軽に始められるんです。そんなに構えなくても大丈夫です☆

 

道具を揃えよう

 

まずは道具があったほうがいいですね。

といっても新たに購入する必要はまったくなくて、家にあるものがあればそれでじゅうぶんです。

小学校で使ってた書道道具なんかがまだご健在でしたら最高です。

 

水墨画は筆、墨、硯、紙があればそれでOKです。

これらは高いものを買おうとすればキリがありませんが、安くで手に入るものもたくさんあります。詳しくはコチラをごらんください。

初心者でもお手軽!水墨画の道具をお金をかけずにそろえる方法

 

まず下描きをする

 

まずはエンピツで下描きをします。この場合、和紙よりもスケッチブックみたいな画用紙のほうが簡単で描きやすいと思います。

和紙は凹凸がけっこうあるのでエンピツには不向きかもしれません。

水墨画は下描きをしないというのがセオリーになっていて、下描きはするなー!みたいなことを言う人もいますが、そこには何の根拠もないのでスーッと流しておいてください。

 

この動画をごらんください。

けっこう描き込んでると思います。

このぐらい描いても墨を上に乗せるとエンピツがまったく気にならなくなるのであとではみ出た部分だけを消せば問題ありません。

 

技法はなくても大丈夫

 

水墨画といえば1本の筆の中に濃い墨と薄い墨を一緒に入れて描くのが代表的な技法だったりします。

でもそういう技法って面白くて素晴らしいのですが、いかんせん難しくて習得するだけでだいぶ時間がかかります。

この動画をみてもらうとわかりますが、もう「職人芸」です。笑

ちなみにこの方は水墨画界隈ではすごい有名な小林東雲氏です。

 

描きかた

 

①まず墨を磨ります。力を入れすぎずに固形墨を速く回す感じです。これは真っ黒になるまでひたすら磨ります。なかなか根気のいる作業です。ティッシュとかで黒みを確かめながら磨りまくってください。少し粘り気が出たぐらいがちょうどいいあんばいです。

②墨を真っ黒になるまで磨りましたらば、お皿に水を大さじ3杯ぐらい入れます。そこに真っ黒に磨った墨を2滴ほど垂らします。すぐに混ぜてください。このときの濃度はお好みです。

少し薄いなと感じたら何滴か墨を垂らしてください。あまり濃くしすぎると墨を重ねたときの楽しみがなくなってしまうのでご注意を。

これで薄い墨が完成しました。

③先ほどの下描きに塗り絵をする感じで墨を塗っていきます。細い線を何本も重ねてください。エンピツでデッサンする感じです。できるだけ墨が乾いてしまう直前に線を重ねるのがコツです。

そうすればいい感じに墨が重なって少しずつ濃くなっていきます。

場所によって線を重ねる回数を変えるとグラデーションになります。

 

何回も墨を重ねていくとドンドンその部分が濃くなっていって密度が上がって中身が詰まってるような感じになって立体的で浮いてきます。

 

こんな感じでやると初心者でも水墨画の醍醐味である濃淡を簡単に再現できます。

あとはたくさん練習を積めばこんな感じの水墨画が描けるようになります。

 

 

水墨画はただの○○です

 

水墨画ってなんか難しそうなイメージがあると思うんですけどこれってなかなかのクセモノで、いろんなところに引っかかってきます。道具とが技法とか…。

面白そうだしやってみようかな…って思っててもだいたいこの入り口のところでつまづいてしまってやっぱりやめとこうかな…ってなっちゃいます。

でも水墨画の真実は水と墨を使って描いたただの「モノクロの絵」なんです。

だから墨と筆さえあればいつでもどこでも誰でも始められるんです。

しかも水墨画には色という概念がないのでほかの油絵とか水彩画とかよりも入り口は広いはずなんです。

 

それなのになぜかついてしまってる「難しそう」というイメージ。

これの原因は「歴史」と「伝統」です。

その言葉がついてるだけでなんかちょっと重たいじゃないですか。歌舞伎とかもまさにそんな感じで、興味あるけどなんか入っていきにくい。

水墨画って日本だけでも1000年以上の歴史があるのでそういうのってにじみ出てしまうんでしょうね。

予備知識がなくても、何も知らなくても勝手にそれを肌で感じてしまうんです。

 

たとえると「一見さんお断りの老舗高級料亭」みたいな感じです。

入りにくいし近寄りにくいし、なんか敷居が高い。

 

僕自身、水墨画を始める前はずーっとそんなイメージを持っていました。

それがすごくイヤだったんです。

どうせやるなら「さぁ、やるぞ!」っていう気持ちで向かいたくて、いろいろ調べてたら水墨画家・外崎裕漄さんに出会いました。

その人の作品がこれです。

これを観た瞬間に出てきた言葉は「え、水墨画ってこんなことしてもいいの!?」でした。

全然水墨画っぽくないじゃないですか。これ。

これがきっかけで「難しそう」のイメージは一気にガラガラーっと崩れ去って、むしろめっちゃ面白そう!ってなりました。

それと同時に「そうよな、水墨画ってただの墨と水使って描いたモノクロの絵よな…」っていうすっごく大事なことにも気づくことができました。

難しくもなんともないシンプルな絵画なので誰でも簡単に始めることができます。

 

 

 

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