水墨画を描くようになってからイラスト的なこともやってみようと思い、
何がいいかなーと思っていろいろ探していました。
水墨画は基本的に準備にものすごく時間がかかります。
道具を机の上に出して水を用意(これで約5分)
↓
墨をする(これが長くて20分〜30分ぐらい)
↓
薄い墨、濃い墨を作る(これで約5分)
、とこのようにさあ描き始めよう!ってなるまでに
だいたい少なく見積もっても30分はかかります。
どんなに頑張ってもここは省略のしようがありません。
どうしても描き始めるまでの時間がかかるため、
反対にイラストを描くなら「いつでもどこでも」できることがしたいと思い、
それならいつでもどこでもだいたい肌身離さず持ち歩いているスマホで
絵を描けばいいのでは?と思い、さっそく描き始めました。
僕の中ではイラストはサクサク描くというイメージがあるので
そんな考えに至った次第です。笑
決してイラストをナメているわけではないので許してください。笑
で、初めて描いたのがこちらです。
![](https://dshirokuro.com/wp-content/uploads/2018/04/20180418.jpg)
初めてのわりにはなかなか描けているのではないかなと思います。(基準がわかりません)
画力が上がれば水墨画風のイラストも楽勝
僕はどちらかというとデジタルで絵を描くことに対して否定的な考えを持っていました。
絵はアナログだろう!
みたいな古クサイ考えだったのです。
でもこのブログのようにデジタルの世界に足を突っ込んでから考えが一変しました。
「できることはなんでもやらないと損だ」
、と思うようになりました。
毎日毎日絵を描いて練習して画力が上がっていって
頭の中にイメージしたものはだいたい描けるようになりました。
関連記事⇒【初心者必見】アナログで絵が描けたらデジタルは楽勝です
それを水墨画だけにとどめておくのはもったいない!
そんなふうに考えれるようになりました。
最初は使いかたがイマイチよくわからないのであれこれ試行錯誤の連続でした。
タッチペンを使うべきなのか指でやるべきなのか。
アナログのように筆圧や線の太さを力加減で調節できるわけでもなく。
でもやればやるほどコツはつかめてきて
持ち前の画力が少しずつ発揮されていきました。
やがてこれぐらいの絵ならデジタルでも描けるようになりました。
![](https://dshirokuro.com/wp-content/uploads/2018/12/uruhu.jpg)
![](https://dshirokuro.com/wp-content/uploads/2018/09/0000.jpg)
まだまだ改善の余地は多々ありますがこれで僕の考えが確信に変わりました。
絵はアナログで力をつければデジタルでも描ける、と。
これについてはいろんな意見があります。
デジタルからでも大丈夫という人もいます。
そういう意見を否定する気持ちは毛頭ありません。
人それぞれ考えがあってのことなので。
僕は僕なりにやってきて経験したことを発信しているだけです。
「僕はこう思う」です。
楽しく議論できればそれはそれでまた楽しいですね。
僕が使っているアプリを紹介します
僕が水墨画のイラストを描くときに使っているのはLINE Brushというアプリです。
![](https://dshirokuro.com/wp-content/uploads/2019/01/08776ee37e8ffff4ce65c2f8882a62c0.jpg)
残念ながら今はこのアプリをダウンロードすることはできないようです。
ほかにも絵を描くアプリは山のように存在するので
自分に合ったものを使えばいいと思います。
僕は使いやすいのでいまだにLINE brushを使い続けています。
理由は反応が素晴らしく速いからです。
なのでデジタルなのにアナログで描いているような感覚で描けるのです。
やっぱり人間自体がアナログなのでそこの感覚は大事にしたいなというのがありました。
ほかのアプリも何個か試してみましたが
イマイチ反応が悪いので描いてる感覚が楽しめないのです。
はじめのうちはいろいろ試してみようと思ってタッチペンなども使っていました。
エンピツや筆みたいなアナログだと紙に直接描いているのでリアルタイムで反応してくれます。
でもデジタルの場合だとコンマ何秒かの誤差が生じます。
その誤差が気持ち悪いのです。
その上にさらにタッチペンを挟むとその誤差はさらに増えてしまって
もはや絵を描いている感覚がなくなってしまいました。
なので僕はタッチペンを使わずに指で描いています。
自分の指で画面が少し見づらいのと、画面が小さいので
ズームにしたり戻したりするのが手間なのが難点です。
でもそういった少々の「やりにくさ」は慣れればなんとでもなるものでした。
「描きたい気持ち」と「ある程度の画力」があればそんなものはすぐに乗り越えられます。
以上、基本的な画力さえ上がれば媒体は関係なく素晴らしい絵が描けるというお話でした。
まずは画力アップに尽力しましょ。
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