自分にしか描けない「個性的」な絵を描くために必要な3つのこと

絵描きの悩みで多いものが「個性」という問題。

「個性がない」と言われたり、

「オリジナリティがない」

、といった悩みをよく耳にします。

 

僕もよく言われたことがありますが、

そんなことで悩むぐらいならもっとほかのことに時間をかけるべきだ

ということにたどりつきました。

 

その上での「個性」の出しかたを

まとめてみたのでどうぞ。

 

言葉にとらわれない

 

 

個性という言葉の意味を調べると、だいたい

 

個人や個体の持ってる特有の性質うんたらかんたら、、、

 

みたいなことが書いてあります。

 

、、、てことはですよ?

 

みんなそれぞれ生まれた瞬間から

人と違うナニカを持ってるってことになります。

 

生まれた場所も育った環境もまったく同じ人間は存在しません。

DNAがまったく同じ双子ですら育つ環境が

それぞれ違って考え方とかも変わってきます。

 

なのでみんなそれぞれ感じかたが違っていて、もののとらえ方も様々で

それをどんなふうに表現するのかもほんとに十人十色のはず。

 

それが「個性」という言葉が持つ本来の意味です。

 

 

日本という国の風潮でみんな同じじゃないといけないという教育を

小さい頃から受けてきたのでちょっとみんなと違うことをしたりすると

注目の的になってひどいときは「変なヤツ」扱いされてしまいがち。

 

このみんなに合わせるということを教え込まれたおかげでそれぞれの

「特有の性質」がなかなか出てこれなくなってしまっただけです。

 

なのであなたに「個性がない」のではなくて、

「個性がまだ育っていない」、もしくは

「個性がまだ表に出てきていないだけ」

、と解釈すればイイのです。

 

個性とかオリジナリティとかはただの言葉であって

それにとらわれすぎると本当の意味の「個性」が出てこれなくなります。

 

何に心を動かされるか

 

 

 

じゃあどうすれば「個性」が出てくるのか?

 

結論からいうとそんなカンタンに出てくるようなものではないです。

 

小さいころからずっと自分を信じて貫いて生きてきたとしたら、

ある程度の「特質」がその人の中で育っているかもしれない。

 

そういう人が若くして才能を発揮して「天才」とか呼ばれたりしますね。

現実にはなかなかそうもいかないものです。

ではどうすればいいか?

 

「個性」っていうのは自分が何に

心を動かされるか、ということに尽きます。

 

たとえばプロ野球選手のイチロー選手なんかは小さいころ、

野球に衝撃を受けてその時点で「プロになる」ということを

自分の中で決めてそれをずっと貫いて、プロになってからも

その姿勢を崩すことなくやってこれたからこそ

世界的な一流のアスリートになりました。

この「衝撃を受けた」というのが彼の中で心が動いた大事件です。

それがそこからずーっと変わることなく大人になっていきました。

 

彼は3歳とか4歳で野球に衝撃を受けたとテレビで言ってたので

そこから計算すると少なく見積もっても10年以上は

プロになるまでの時間をひたすら野球に費やしていることになります。

 

 

スポーツと絵ではジャンルが違うので一概にそうとも言い切れない

ところもありますが、ものは考えようです。

自分の中の光り輝くものを見つけて

それを長い時間をかけてじっくり育てるということは同じです。

 

自分自身が心トキめくもの、「描きたい」

心底思うものを探して見つけるたびにそれを描いて、

少しずつ自分のものに昇華していく。

それを積み重ねることで少しずつ

「個性」というものが出来上がっていきます。

 

 

自分が主張したいこと

 

 

「個性」を出すためにいちばん大事なことはこの部分で、

要は自分が何を主張したいのかということです。

それは先ほどの「自分が何に心を動かされるのか」ということと

通じるところがありますが、心が動く絵や映像をたくさんみることに

よって自分の主張したいことの方向性がみえてきます。

 

それが育つことによって誰になにを言われようが

「俺はこれが好きなんだ!」

、と胸を張って言えるものが出てきます。

それを恥ずかしがらずにどんどん出すべきです。

出してあげないとそれは永久に日の目をみることはありません。

 

でも長い時間「みんなと同じであること」

を教え込まれた人間にとってはこれはなかなか難しいこと。

僕自身もそうだったので。

が、勇気を出して一歩踏み出しましょう。

 

自分がわからなくなったら

 

考えれば考えるほど自分のことが

わからなくなってくることがあります。

そんなときは、描くのをやめればイイです。

描きたくないものをイヤイヤ描いたところで

何にもならないので。

 

小手先の技術が多少伸びるだけです。

それなら自分が何に感動するのかを

知るということに時間を費やしたほうがイイですね。

 

僕は音楽をやっていたときにこの問題にぶちあたって、

何がいいのかわからなくなってしまったときがありました。

 

そのときにやったことは音楽から身を離すこと。

感覚がもどるまでいっさい音楽をやらない、と心に決めました。

 

関連記事:感覚をリセットするためにとった行動

 

そうすると見事に感覚がもどって、かつ自分がやりたいことが

音楽じゃなかったんだということに気づくことができました。

 

 

、というわけでわからないときは思い切って何もしない、

ということもすごく大事なことなんだなと思います。

 

 

そうやって自分の「特質」がわかったらあとは実践あるのみ。

好きなもの、心底描きたいと思うものを見つけて描きまくる。

 

世の中にはモチーフになるものが

ゴロゴロ転がってるしわざわざ外に出かけなくても

ネットで検索すれば描きたいものはいくらでも出てきます。

 

パソコン一台あればそれは1分もかからずに出来てしまいます。

 

スマホでもやろうと思えばいくらでもできます。

画面が小さいので多少やりづらいところはありますが。

 

描きたいものをひたすら描いていれば

画力は間違いなく上がっていくし、

それにともなって「個性」も少しずつ出てきます。

 

そうすれば自分が納得いくような作品もできてくることでしょう。

 

自分が納得できてはじめて

他の人に胸張って見せることができるようになります。

 

 

個性は自分で作り上げるもの

 

 

自分にしか描けない絵を描くには

まず自分が描きたいと心底思えるかどうか。

 

最初は人のマネでもいいんです。

いろんな人のいいところを少しずつ吸収して

それが自分の中で昇華できれば

自分というものがどんどん出来上がっていきます。

今の世の中で活躍している漫画家さんはほとんどの人が

誰かしらの影響を受けています。

最初は似ていても徐々に自分なりの味が出てきているのがわかります。

藤子不二夫と手塚治虫なんてまさにそんな感じですよ。

 

「いいところ」というのはそれは

自分にとっての心がトキめいた部分。

 

自分の中にある「特質」が顔を出した瞬間なので

それを大事にして少しずつ成長させていってかつ、

いろんな人の「いいところ」を自分の中に取り込めば

それが最終的に「個性」というものにつながっていきます。

 

少しずつの積み重ねがあなたを作り、

それが結果として「個性」というものになっていきます。

 

まとめ

 

「個性」は自分で作り上げていくものです。

最初から自分に備わっているものではありません。

 

そのためには

1、言葉にとらわれず、

2、自分が何に心が動くのかを知って

3、自分が主張したいことを知る

をすれば個性が育ちます。

そして「個性」とは自分で決めるものではありません。

日々精進していればどんどん進化していくものです。

なのでいろんなことに刺激を受けながら自分の道を突き進めばいいのです。

 

さあ、自分を掘り当てましょう!!

 

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