【80万回再生】絵が上手くなる練習方法を解説します

@_d_ink

dの絵画教室

♬ オリジナル楽曲 – 世界一の水墨画Dの絵画教室 – 水墨画家D

この動画はTikTokで80万回再生されてナゾにプチバズりを起こした「絵が上手くなる練習方法」です。

 

正直こんなにたくさんの人がみてくれるとは思ってもいませんでしたが、ありがたいことにホントにこんなんで上手くなれるの?っていうコメントが多数あって、そういえば解説してなかったので今さらながらその解説をしようと思います。

こういうのはわりと普遍的なもので、いつの時代もでもイケると思います

結論、これだけで上手くなれるハズがありません。あくまで補助的なものです。
#そんなコメントもたくさんありました
#そもそもこれだけで上手くなれるとはひと言も行ってない

 

枠から線がはみ出ないように

 

この練習の目的はエンピツを自分の思いのままに操れるようになることです。

なので枠ピッタリに線が収まるようにやるとすごくいい練習になります。

 

線が枠からはみ出たり枠に線が届かなかったりするとあまり意味がないので、できるだけ丁寧に。

そしてゆっくりやることをオススメします。

 

自然に速くできるようになる分には全然問題ないですが、意識して速くしようとすることはむしろ逆効果です。

 

目的はエンピツをコントロールすることです。

そこを強く意識してやる方がいいです。

 

いろんな形でやる

 

この動画では楕円形の枠の中を線で埋めていますが、他にもいろんな形でやるともっと効率よく練習ができます。

 

☆とか♡とか△とか。

 

っていうのも。

 

絵はいろんな長さの線の集合体です。

長い線を描くこともあれば短い線を描くこともあります。

 

楕円形は常に一定の長さで線を描きます。

それはそれですごく練習にはなるのですが、言ってみれば基礎中の基礎みたいなもんなので、応用がきかなくなるんです。

 

☆とか♡とか△は形がイビツなので線で埋めようと思ったらいろんな長さの線を描く必要があります。

 

それが指先の繊細な感覚を鍛える練習になるので、いろんな形でトライしてみてください。

 

こまめにやる

 

他にも似たような動画がたくさんあるのですが、基本的には全部同じです。

こういう練習は基礎練習みたいなもので、線を自分の思い通りに操るための練習です

 

1回やるのに1分もかからないので、手が空いた時にサッとできます。

たとえば授業中とか、仕事の合間とか、その他諸々。
#授業中やってたら上手くなったって人もいらっしゃいました

大切なのはまとめてブワーッて一気にやらないこと。

 

たとえばこれを10回やるとしたら、1時間に2回を5時間かけてやるとか。

 

そんな感じでこまめに分けてやる感じです。

 

これを1回にまとめてやってもあまり意味がありません。

人間の体は物事を覚えるのにものすごく時間がかかります。

特に絵は指先の繊細なコントロールが必要不可欠なのでなおさら時間がかかります。

 

多くの人が絵を描くのを挫折してしまうのはここに理由があります。

 

1日は24時間あります。

仮に10回を5分でまとめてやっちゃうと、その後の23時間55分は放ったらかしになってしまいます。

 

これは朝昼晩の食事を1回にまとめてするようなものです。

カリン塔に登った時のヤジロベーみたいに、腹がいっぱいすぎて身動きが取れなくなってしまいます。

 

1日に必要な栄養を摂るためには食事が不可欠ですが、それをまとめて1回で、なんてことはしないですよね。

 

それと同じで絵の練習もまとめてやっても体になじみにくいのです。

食事と違って絵の練習はどれだけやってもお腹いっぱいにはならないのでわかりにくいですが、こまめに分けてやる方がいいのです。

 

 

絵が上手くなるためには

 

冒頭でも言いましたが、この練習方法はあくまでも絵の基礎練習です。

この練習だけやったからといって絵が上手くなるかというと、効果は半分もありません。

 

たぶん2〜3割ぐらい。

 

本気で絵が上手くなるためには絵を描くことがいちばんです。

 

絵を描く時間はまた別でちゃんととって、この練習はスキマ時間にやる、といった感じで、あくまで絵の練習の補助的なものとしてとらえてください。

 

先ほどもお話しましたが、絵は指先の繊細なコントロールが必要不可欠です。

絵だけ描いててもそれは身につくことは身につくのですが、この動画のような基礎練習をこまめにすることで、さらにプラスアルファになります。

 

以上で解説終わります。

 

 

それではまた〜。