昨今の世の中では「個性」という言葉が尊重されるようになってきました。
でもよくよく考えるとそのこと自体がキケンな感じがしませんか?
みんながみんな「個性的」であることには何の問題もないんです。
むしろ素晴らしいことです。
でも言葉にとらわれすぎると逆に個性がなくなってしまいます。
「個性」っていうのはあくまでもただの言葉です。
あなたがもし、「個性がない」と悩んでいるのなら
今から僕がお話しすることを聞いてもらえればすっきりして
自分らしく生きることができるはずです。
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個性という言葉がそもそもおかしい
日本という国では人は皆同じことをしているのが普通になっています。
「右へならえ」の教育を受けてきた世代が盲目的に次の世代にも
それを押しつけて自分の子どもを育ててきた結果です。
普通じゃないことをすると「変な人」とか「個性的」とか言われるアレですね。
なぜにみんな同じでないといけないのか。って疑問に思ったことないですか?
よく考えたらひとりひとり生まれた親も違えば、
育った環境もまったく違うわけですよ。
そんな中で何をもって「普通」というのか。
みんなと同じという意味の「普通」ですら人それぞれ
微妙に感覚が違ういますよね。
「これ普通でしょ?」
ってゆっても
「いや、それ普通じゃない」
、と返されることもよくある話です。
これじゃもはや何が普通なのかすらもよくわからないですよね。
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「普通」の意味
普通という言葉の意味を調べました。
いつどこにでもあるような、ありふれたものであること。
他と特に異なる性質をもっていないさま。
と書いてありました。
なんとなくわかってはいますが、特にこれ!
っていうのがないというのが普通という言葉の意味だと思います。
普通ってなに?って聞かれてもおそらく明確には答えることが
できないのではないでしょうか。
そんなあいまいなものを押し付けられて僕たちは育ってしまいました。
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「個性」の意味
「個性」という言葉の意味を調べてみました。
他の人とちがった、その人特有の性質、性格。個人の特性。(ーー的な人)
個体に特有の性質。
と書いてありました。
そもそも人それぞれ違うのは当たり前じゃないですか?
わざわざそれを言語化すること自体がおかしいのではないかと思うわけですよ。
みんながみんな同じ意見や考えを持ってる
という思い込みがある前提での話になってしまってると思いません?
それってかなり危険な状態だと思うんですよ。
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個性とは自分がやりたいことをやるだけ
僕は小さい頃からデカい人間になりたいということを漠然と考えていました。
当時はそれが何なのかわからなくて、
ただ何かのプロを目指すことを漠然と考えていました。
それが野球だったりバスケだったりバンドだったり、
歳を重ねていくごとに形を変えていきましたが、
根っこの部分には「自由に生きたい」という想いがありました。
その部分は小さい頃からまったく変わっていません。
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その考えがずっとあったせいか、
学校というものの必要性がイマイチよくわからなかったんです。
なぜにわざわざ自由を奪われにいくのか。
小学校と中学校は義務教育だからしかたなくいきました。
ホントはそれすら意味がよくわかっていませんでしたが。
高校に上がるときも、大好きだったイトコの兄ちゃんに
「高校だけは出とけ」と言われていたので
「じゃあ高校だけは行っとこう」となっただけでした。
ちなみにそのイトコの兄ちゃんは中卒です。笑
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でも大学だけはホントに行く意味がわかりません。
やりたいことがある前提で大学に行くのは素晴らしいことです。
たとえば医者とか教師とかだったら大学行って免許とったほうが
なりやすいですよね。極論免許なんかなくてもできるんじゃないかと
思ってしまっているのは内緒です。。笑
僕は大学に行ってムダに4年間過ごすぐらいならとっとと
社会に出て働いたほうがその後の人生で役に立つ
という考えのもと、僕は高校を卒業してすぐに就職しました。
……そして入社式の日にやめました。笑
ここから僕のワガママ人生が始まりました。
この話をするとみなさんびっくりします。
個性あふれるエピソードですよね。笑
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その瞬間におそらく何かのタガがはずれたんだと思います。
個性がないと悩む前に
あなたが個性がないと悩んでいるのならそれは
「個性がない」のではなくまだ「個性が育ってない」だけです。
個性は生まれた瞬間から誰しもが持っています。
自分を掘り下げて自分の本当にやりたいことが何なのかを
自分自身に聞いてみてください。
このときまわりの意見なんかは無視したほうがいいです。
他人はカンケーありません。
あなたの意見をあなたが思うままに率直に出してください。
すぐに答えを出す必要はありません。
じっくり時間をかけてやればそのうち出てきます。
幸いなことに今の日本では情報が溢れかえっている状態です。
いろんな情報を自分の中で取捨選択して自分がこれだと思うものを
みつけてください。それがあなたの個性になります。