絵の上達のしかた:絵の原点、線の引き方いろいろ

絵を描くときの基本的なことは線を引くことです。

世の中に存在する9割以上のアナログ絵画は線をたくさん引いた線の集合体です。

デジタルでも線を引く作業はあります。

線を引かないかのようにみえるスプレーアートですら線を引くことはあります。

点描画ぐらいですかね?線引かないのって。

あんまり点描画って知らないのですけどなんかそんなイメージですね。

まあ、それぐらい絵を描くうえで線ってめちゃくちゃ大事なウエイトを占めております。

、てことはですよ?

線を上手く引くことが絵の上達につながるのではないか?ということなんですよ!

、とまあ、こんな当たり前のことを今から語ろうかと思います。

でもこれってけっこう見逃してるというか、あんまり考えてない

人けっこう多くて。僕も実際そうだったんですけど

線引くのってなかなか難しいんですよね。意外と基本中の基本である

『線を引く』ということをあえてまじまじと考えたことなんかなかったんです。

 

あらためてそういうことをまじまじと考えてみると

絵が下手くそな人の特徴として「線がカタイ」というのがあります。

カタイ線というのはエンピツを持つ手にアホみたいに

力が入ってしまってるのでそうなってしまうんです。

ガチガチに力が入った状態で引いた線は見る人にムダな緊張感を与えてしまいます。

なんかこう、、圧迫されちゃうんですよね。

で、線自体も真っ直ぐにならないので見た目もかなりブサイクな線になってしまいます。

なのでエンピツを持つ手には力を入れないようにして線を引くのが理想です。

詳しくは→絵が上手い人の共通点。〇〇をこう持てば上手くなることに気づいた

手の力が抜けたところで実際に線を引いてみましょう。

まず基本中の基本は漢字の「一」ですね。

右利きの人は左から右へ。

左利きの人は右から左へ。

この線を何回も何回も引いてください。

同じ濃さで、同じ太さで、しかも線がすべて平行になるように何回も練習してください。

これができなかったら野球でキャッチボールができないみたいなもんです。

お話になりません。

なので息をするぐらい当たり前に、

目をつぶってもできるぐらいになったらいい感じですね。

この練習ははっきりいってクソつまらんモノです。

全然面白くないので。笑

なのでなんか模写しながら3分ぐらい間にはさむぐらいでいいんじゃないですかね?

僕はこの練習はそんな感じでやってます。

こればっかりやってたら絵を描くのが嫌いになります。笑

まあでも本気で絵を好きになるとこんなクソみたいな練習でも楽しくなりますよ。

全然苦じゃありません。

この練習がツラくて苦しいってことはまだまだ

絵に対する意識が低いという証かもしれませんね。

次は左から右ではなく右から左に「一」を描きます。左利きの人は左から右ですね。

これが意外と難しくてですね。

難しい理由はヒジの位置にあります。

ヒジをお腹の前あたりにもってきてやるとかなりやりやすくなります。

こんな感じで。

 

大きい間隔をとる

 

線を引くときにやってはならないことがあります。

べつに絶対にやるな!というわけではありません。

やらないほうが上手くいくよ、程度のことです。

それは指先を動かして線を引かないほうがいいというものです。

指先を動かして線を引くと力の入れ加減がバラバラになってしまうので

濃いところと薄いところ、ムラのある線が出来上がってしまいます。

そうなると美しくないので、できるだけエンピツの先から

離れた場所を支点にして線を引くのが望ましいです。

手首を支点にしたり、ヒジを支点にしたりしてできるだけ

手首から先の部分はエンピツを持ってるだけ、

という感じでやると力が均一に入って美しい線が引けます。

もちろんこれは状況にもよるので必ずしもそうしなさいというわけではありません。

細かい部分をこの方法でやると逆にものすごく描きづらかったりします。

なのでそのときの状況に応じて自分なりにやりかたを考えてみてください。

定規を使わずにまっすぐな線を引く場合なんかだと、

肩から先は固定して体ごと動かして線を引いたほうがまっすぐな線になりやすいです。

縦の線を引く

縦の線を引くときは基本的には横の線を引くときと同じで、

エンピツの先から離れた場所を支点にしてエンピツを動かすのですが

ちょっとやりにくいんですね。

なので横の線を引くときよりも若干手を浮かした状態でやるとやりやすいです。

まとめ

基本的な線の引き方はこんな感じです。

これらを組み合わせて丸とか三角、四角、

いろんな形を描いて一枚の絵を仕上げていきます。

理想はすべての線に魂を込めて描くことです。

テキトーな線があるとそれだけで全体を狂わせてしまうこともあります。

絵は我が子みたいなものなので丁寧に優しく。

美しい線に仕上げましょう。