水墨画ってカッコいいからやってみたい。
水墨画を始めたいけどどうしようかな…
そんな人に30歳過ぎてから水墨画を始めた僕から
温かいメッセージを送りたいと思います。
実際に僕が始まる前に悩んでいたことなので
割と共感できるとこあるんじゃないかと思います。
道具は高いものは必要ない
いちばん最初に思い浮かんだことです。
水墨画の道具ってなんか高そうなイメージじゃないですか?
僕は思いっきりそんなイメージを持ってました。
実際、値段が高いものもあります。
でも安いものもあります。
そうなんです。
高いものばかりでもないので比較的お求めやすくなっております。笑
でも何の技術も知識もない状態だったので
何が良いとか悪いとかって全然わからないんですよね。
だから安いものを買うべきなのか、
それとも高いものを手に入れておくべきなのか…というところでものすごく悩みました。
…で、結論としては中途半端なことはしたくないなと思ったので
「究極に安いもので描く」というところに落ち着きました。
この世でいちばん安いところといえば100円均一です。
僕は最初買った筆は100円の安っすいヤツを買いました。
絵は道具じゃないということを自分で証明したいと思ったからです。
なのでほかの道具もできるだけコストを抑えて安っすいものをそろえました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事⇒初心者でもお手軽!お金をかけずに水墨画の道具をそろえる方法
格式高そうですか?
水墨画はものすごく歴史のある伝統工芸です。
なので勝手に格式高いイメージが最初からありました。
なんとなく敷居が高い。
そんな先入観が僕の中の「水墨画を描いてみたい」
という気持ちをすこし足止めしていました。
でも実際に始めてみるとわかりますが、水墨画といっても
しょせん水と墨を使って描いた「ただの絵画」にすぎません。
こんな言いかたをするのは失礼かもしれませんが、真実はそうなのです。
なので僕は誰に何を言われようが
「水墨画はしょせん水と墨を使った絵画の一種にすぎない」
と言い続けます。
もし誰かに文句を言われたら僕に報告してください。笑
僕は水墨画を否定したくて言っているのではありませんよ。
むしろ逆です。否定したいのは「格式が高い」というイメージのほうです。
そういうねじ曲がってしまったイメージをこそ僕はぶっ潰したい。
それだけです。
難しい技法は一切必要ありません
水墨画にはさまざまな技法があります。
それぞれに名前も付いていて、とてもめんどくさそうです。
断言します。
そんなものは一切必要ありません。
僕も少しだけそういう名前の付いた技法を練習したことがあります。
でも僕は「水墨画を描きたい」のであって、
だれかが勝手に決めた方法で描くことは
「決められたことをただこなしているだけ」なんですよね。
自由じゃない気がしたんです。要は。
ただでさえ格式高い先入観があってその上さらに描きかたまで決められるとか…。
日本の縮図ですよね。
もっと自由なはずですよね?芸術って。
なぜにそんなにも縛られた中でやらないといけないのか。
、ということで僕は自分のやりたいようにやることに決めました。
なので僕には師匠がいません。
べつに師匠がいらないとは思ってません。
僕の考えに賛同してくれたり、僕がこの人についていきたい!
と思う人が現れたりすれば喜んでついていきます。
でもそんな人はいませんでした。
ジャンルが違えばそういう人はゴロゴロいます。
でも水墨画に関してはひとりだけです。
その人の作品は僕の水墨画に対するイメージをぶち壊すキッカケにもなりました。
それから自分で試行錯誤を重ねて自分なりの手法を発見しました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事⇒【水墨画の描き方】難しい技法がなくても楽しんで描く方法
まず何をすればいいのか?
水墨画を始める前にぜひやってもらいたいことがあります。
それは「画力を上げる」こと。
ただそれだけです。
画力がないとできないというわけではありませんが、どこかで壁にぶち当たります。
そしてそれは結局水墨画そのものが楽しくなくなってしまうキッカケにもなりかねません。
そんな悲しいことはないです。
せっかく興味を持って始めたのでどうせなら長く続けてもらいたいものです。
そのためには「画力がある」に越したことはありません。
ある程度の画力があればそこから応用していろんな絵画を描くことができます。
なので万が一水墨画が合わないってなったとしてもほかの絵画、
イラストなどにシフトチェンジすることもできちゃいます。
僕はそう考えてまずふつーのHBのエンピツでコピー用紙にひたすら描きまくりました。
するとみるみる画力が上がっていきました。
それを水墨画に応用するのはものすごくカンタンなことでした。
なので筆を持つ前にエンピツと紙でひたすら描きまくってください。
面白い景色が見れますよ。
画力を上げるための記事
追伸:
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