水墨画と墨絵の違いとは?画像付きで解説

水墨画と墨絵の違いとはなんでしょうか。

この質問はわりとよくある質問なのでまとめてみたいと思います。

基本的には水墨画と墨絵は墨を使って描いた絵画という点では同じです。

何が違うのかというと、水を使うか使わないかの違いです。

なので分類としては水墨画は墨絵の中に入ります。

日本画⇒墨絵⇒水墨画

といった感じで分類されます。

すでに答えが出てしまいましたがもうしばらくお付き合いください。

 

水墨画とは?

 

水墨画は「ぼかし」や「にじみ」などの技法を使って立体感や奥行き感などの質感を出す絵画です。

例をあげればこんな感じです。

これらはすべて僕の水墨画作品です。他の作品はコチラから⇒Dの作品集

こういった水墨画は水を大量に使ってにじませたり、ぼかしたりすることで立体感や木漏れ日などの雰囲気を醸し出しています。

この「にじみ」と「ぼかし」が水墨画の最大の特徴と言えるでしょう。

そして水墨画の最大の楽しみでもあります。上手く使いこなせば写真のような立体感や奥行きを演出した絵を描くことができるようになります。

作画風景↓↓↓

墨絵とは?

 

一方で墨絵はというと、水墨画のように「にじみ」や「ぼかし」は使わずにどちらかというと線で絵を描いていきます。

鳥獣戯画などがいい例ですね。

墨絵はこのように水墨画とは違ってどちらかというと平面的な表現になります。

なので立体感や奥行きなどは出さないイラストに近いイメージです。

どっちがいいとかそういうことではありません。

完全に好みです。

ただ、どちらも墨という黒一色だけのモノクロ絵画であることは間違いないです。僕自身は色をつけるのがすこぶるニガテなので単色でひとつの世界を表現することにすべてを捧げようと思います。

また、墨絵や水墨画は油絵のように重ね塗りをすることは少ないです。

基本的には。

なぜそうなったのかは僕にはわかりません。たぶん日本の風習とか文化のせいなんでしょう。

 

僕の水墨画はそんなこと関係なく何回も重ねて塗ります。それによって独特の立体感を生み出すことに成功しました。

 

関連記事⇒水墨画初心者のための描き方:難しい技法は必要ない!塗り重ねるだけ

 

これを良しとするかどうかは絵を見た人に委ねられますが、一部の水墨画愛好家にとってはあまりよろしくないという話もあるようです。

水墨画がマイナーなイメージから抜け出せないのはそこらへんに理由があるんじゃないかと思ってます。

僕は重ねて塗ったほうが楽しいし出来上がった絵が素晴らしいものになるし、何よりも「ワクワクドキドキ」がそこにあるからです。

芸術の根底にあるのは「ワクワクドキドキ」です。

誰にもそれは止めることはできません。そんなワクワクドキドキを追求するための絵画教室をやっております。お気軽にのぞいてみてください。

 

以上、水墨画と墨絵の違いをまとめてみました。

ぶっちゃけこれは水墨画だとか、これは墨絵だとか、そんなカテゴライズよりも大切なことはどっちも墨を使った絵画だということです。

楽しく描いてワクワクドキドキすればそれだけで素晴らしいと思ってます。

Dの水墨画作品集

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1 個のコメント

  • 小西幹康 より:

    参考になればと思います。
    こちらで言われる墨画が時代と共に変化し墨の使用方法を拡大し、また施色技法を変えながら水墨画と呼ばれるようになったと理解しています。大源流の中国画を歴史的にご考察頂ければ水墨画は、墨だけを使うものではないとご理解頂けると思います。

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