絵の基本:上達法は数あれど根っこは楽しむこと【練習方法も解説】

絵の初心者が絵の基本を学ぶにはどんな方法がるんだろう?

絵画教室に通ったほうがいいのかな?

絵の基本からやり直したい

 

こんな疑問にお答えします。

 

芸術の根本的なことですが、

「楽しむ」ことができていない作品は

鑑賞する側にとっても苦痛でしかありません。

描く側も見る側も「楽しい」を求めて絵を買ったり探したりします。

なので「楽しい」があれば独学で絵を描いても

絵画教室に通ってもオッケーだと思います。

 

この記事の内容はこんな感じです。

 

・絵の基本はとにかく楽しんで描くこと

・「楽しむ」には自分の型がある

・【練習方法】絵の基本は見て描くこと

これを読めば絵を描くことが楽しくなります。

 

絵の基本はとにかく楽しんで描くこと

 

絵を描くということは基本的には楽しむこと。

これがすべてです。

趣味で絵を描くにしろ、仕事で絵を描くにしろ、

「創り出す側が楽しんで描いている」ことが第一条件です。

 

絵が上手くなるのは「楽しいから上手くなる」が根本的なところにあります。

これは絵だけではなく、スポーツでも楽器でもなんでもそうです。

上手くできたから楽しいわけです。

それはまわりの人を巻き込むことができます。

 

子どもの絵には「楽しい」しかない

 

上手くできた絵は「人に見てもらいたい」という欲求が生まれます。

子どもの絵がまさにそれです。

子どもは絵が上手く描けたら親に嬉しそうに見せますよね。

「こんな絵描けたー!」

といって無邪気な笑顔で親に紙を持ってきます。

それを見た親はその絵のレベルにもよりますが

だいたいの親は「上手に描けたねー!」といって子どもをほめることでしょう。

ほめられた子どもは嬉しい気持ちになってまた絵を描きます。

絵を描きたいと思っている子どもは言いかたは悪いですが

「調子に乗って」また絵を描きます。その絵をまた見せて

「ほめてもらえる」と思うからです。そうやって好循環が生まれます。

 

ここには「自分が絵を描いていて楽しい」という欲求と

「ほめてもらいたい」という欲求があります。

この「欲求」がすべてです。

 

プロの絵描きでも子どもが絵を描くのも基本的なところは同じなんです。

「描いていて楽しい」というのが大前提です。

 

「楽しい」から「やる気」が起きます。

「やる気」は「練習量」を増やします。

「練習量」は必然的に上達につながります。

絵の上達はいかに練習量を増やすかがカギです。

「楽しむ」ことができないのなら

どうして楽しめないのかを考える必要があります。

その原因はだいたい自分の中にあります。

環境のせいでも他人のせいでもありません。

 

楽しめるように持っていくために何をすべきかです。

 

「楽しむ」には自分の型がある

 

楽しいという感覚にはかなり個人差があります。

本人にとっては楽しくやっていても、

側からみれば「全然楽しくなさそう」なんてこともザラです。

僕自身もそんな人間です。

一生懸命楽しくやっているつもりでも、それが周囲の人には伝わらない。

そんなことはしょっちゅうありました。

でも、それでいいんです。

自分が楽しんでやっていれば。

大事なことはあくまで「自分が楽しいかどうか」です。

まわりがどう言おうがそんなものは関係ありません。

 

自分なりの「楽しい」を追求する

自分が楽しいと思うことには「型」があります。

どうすれば「楽しい」に持っていけるかです。

絵に関しては自分が描いていて楽しいものを描くこと

何よりも大切なことです。

 

特に初心者にとっては

何を描けばいいのかわからない、という問題があると思います。

自分の好きなものを描けばいいんです。

 

「描いてみたい」という欲求が何よりも大事です。

それがたとえ好きなアニメのキャラクターだろうが、

尊敬する画家さんの絵だろうが、なんでもいいのです。

 

「描いてみたい」という欲求は好奇心です。

好奇心に勝るものはこの世にはありません。

エジソン、アインシュタイン、ライト兄弟、etc…

現在の文明の礎を築いた人たちは

この「好奇心」が先に来ていろんなことを発見しました。

そしてたくさん失敗してもあきらめずに挑戦し続けました。

 

「自分の手で好きなアニメのキャラクターを描いたらどうなるんだろう」

というワクワク感は誰にも止められるものではありません。

僕がはじめて描いた絵はドラえもんでした。

物心ついたころに描きたいと思ったのが

ドラえもんというアニメのキャラクターでした。

そこからすべては始まりました。

それがドラえもんという単純なキャラクターから

ドラゴンボールの孫悟空という少しだけ複雑なキャラクターに

変わりましたが、根本的なところは何ひとつ変わっていません。

自分が描いてみたらどうなるんだろうという「好奇心」です。

 

自分が描いていて楽しいのはもちろんのこと、

まわりがそれを見たときにどんな反応を示して

くれるんだろうというワクワクがありました。

 

絵を描く仕事をするようになった今でも

そこらへんの欲求は変わっていません。

 

描いていて楽しいのと、クライアントさんがそれを見たときに

どんな反応をしてくれるんだろうというのは同じです。

お金が絡んでくると、そこには多少のプレッシャーを

感じることもありますが、描いている最中にはそれは忘れています。

 

こんな感じで昔も今も基本的なところはワクワクするかしないかです。

 

裏を返せばそういう欲求が生まれないものは描くべきではないということです。

楽しくないので。

 

 仕事としての絵の楽しみ方

仕事で絵を描く場合はワクワク感を楽しめないこともあるかと思います。

でもクライアントさんは全幅の信頼をしてくれているからこそ

お金を出して絵を依頼してくれているのです。

どうかなー?と思うもので提示してみてそれはちょっと…、

となればまたやり直せばいいだけの話です。

そこはこちら側も信頼してこんなんできましたけどどうでしょう?

、と聞いてみればいいわけです。

聞いてみることは大事なことです。

 

それがリクエストがあって描いたにしろ、すべて任されたにしろ、

本番に入る前にラフスケッチを提示して

こんな感じでいこうと思いますけどどうですか?

という確認をすることはクライアントさんからすれば

ラフスケッチを見せてもらうことが価値のあることだったりします。

 

なのでそこも楽しんでできれば最高なわけです。

そこらへんは僕なりの「楽しみかた」です。

 

仕事で絵を描くことも楽しんでできれば納品するときもワクワクして、

そのワクワクはクライアントさんにも伝わります。

宝箱を開けるときみたいな感覚になってくれます。

こちら側としてはどんな反応を示してくれるかな、とドキドキワクワクです。

そこにはダメだったらどうしようという不安もあります。

ダメだったらやり直せばいいわけです。

それで「もういいよ」となってしまったらその

クライアントさんとはご縁がなかったとあきらめればいいのです。

それはそれで寂しいですが人生そんなもんです。

 

【練習方法】絵の基本は見て描くこと

 

ここまでは精神論の話をしました。

ここからは技術的な部分に言及したいと思います。

 

そもそも絵というのはどこから始まったんでしょう?

昔々の大昔に、何もなかった原始時代。

言葉だけでは伝えることが難しい事案があったとき。

(そもそも言葉もなかったかもしれないけど)

 

こんな感じの果物を発見したんだけどこれって食べれるのかな?

、と誰かが言い出しても言葉だけでは上手く伝えることができずに

地面に絵を描いて説明してみたところ、またほかの誰かが

「それ食べたことある!なんか美味しくなかったし、

ベロがピリピリするからやめといたほうがいいぞ!」

 

なんて会話がありましたとさ。

 

最初は絵って物事を上手くほかの人に伝えるための

「手段」だったのではないかなと。

大昔の壁画が今でも残ってたりしますが、

日常の生活風景を描いたものが多いのは

そういうことなんじゃないかなと思います。

 

それは目で見たものを壁や地面に描いて

人に伝えるというシンプルなところに目的があります。

上記の果物でも、絵がなかったら話は伝わってなかったでしょう。

絵の根本的なところはここにあります。

 

「見たものを描く」ということです。

それが文明が発達していくごとに「手段」から

「娯楽」になり、「芸術」へと進化を遂げていきました。

 

絵や写真を見て真似をする

 

僕もそうでしたが、目で見たものに憧れという感情を抱いて

自分も描きたいという欲求が生まれました。

多くの絵を仕事にしている人が最初はそんな感情から

絵を描きたいと思ったのではないかなと思います。

 

絵の基本と言われる「デッサン」も描くことよりも

そのモチーフをよく観察することが大事なことです。

関連記事⇒デッサンのコツ:デッサンは描くことよりも観ることが大切

「模写」でもそうです。

まずは見て描くことが始まりです。

関連記事⇒模写のコツ:絵が上達したいなら線を見たらダメ、形や雰囲気、空気感を見る

 

プロの漫画家さんでも多くの資料を見て描くことで

作品をより素晴らしいものに仕上げることもあります。

頭の中だけでイメージできることなんか限られているのです。

目で見たものを自分なりのアレンジを加えて

紙の上に表現することが究極形なのだと思います。

ここで忘れてはならないのが「楽しむ」ことです。

どんな絵でもそれを忘れると途端につまらないものになります。

楽しむことを最優先に考えて素晴らしい作品を生み出していきましょう。

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