人の真似をする【模写】は上達の近道

人は生まれて物心つくまでは

親やそばにいる大人の真似をして

言葉やいろいろな動きを覚えていく。

小さい頃はまだ脳みそが真っ白で

スポンジみたいにどんどん吸収していく。

テレビで見たものにも影響される。

 

戦隊モノのマネをして戦隊ごっこしてみたり、

野球を見て友達と野球をして遊んだり。

 

 

 

 

僕はDRAGON BALLが好きすぎて

如意棒を自分で作ったり、孫悟空みたいに

シッポを付けたくて母親にシッポを

作ってもらってそれをつけてみたり。

そしてシッポを付けたままズボンを

下までおろしておケツ丸出しで立ち小便したら、

街ゆく人に笑われて母親に大目玉くらったり。

 

 

でもそんなことをしても孫悟空には

なれないことを悟ってしまったので、

その絵を描く方にシフトチェンジした。

とにかく素敵すぎた。

子どもの頃の僕にとっては。

 

 

 

模写しまくった日々

 

ひたすらマネして、同じように描きたくて

描きまくって描きまくって描きまくった。

それでも全然違う。いくらマネして描いてみても

やっぱりオリジナルには程遠かった。

 

このひたすら真似をするという行為があったから

今の画力があるということは間違いない

 

真似をすることで積み重なるモノ

 

上手くなるには自分が上手いと思う人の真似をすること。

これは子どもから大人まで

年は関係なく言えることだと思う。

 

絵に限らず。

 

バスケもドラムもそうだった。

バスケを始めた頃はNBAの

マイケルジョーダンに憧れて、

ビデオを何回も見てひたすら動きをマネしてた。

マネをすることで自分がマイケルジョーダンに

なったような気になって練習が楽しくなる。

 

 

そしたらけっこう上手くなってた。

 

ドラムもカッコイイ!!と思った人の

叩き方を真似してみたり。

 

すると、なんだか自分が上手くなった

ような気になってやる気がでてくる。

やる気が出るともっと練習しようという

気になって、結果的に練習量が増えて

上手くなってた。

 

一緒なんだね。

 

人間って単純。

 

オリジナリティの出し方

 

マネばかりしてると独創性が

なくなるのでは?

 

そんなことは絶対にない。

たしかにひとつのものだけを

マネてたらそうかもしれない。

じゃあいろんなものを混ぜてしまえばいい。

この部分はこれ、この部分はこれ、みたいに。

 

オリジナル曲をつくるときに、

ドラムのフレーズをどうしようか

悩んでたときに、好きな曲のフレーズを

真似してそのまんま

自分たちの曲に入れてみたりした。

 

それを長いことやってると

それは"真似"ではなくなってくる。

 

 

らしい。

 

 

 

「いや、パクってますやん!」って言われても

仕方ないようなものでも、曲も違えば

歌も違うから結果的に全く異なったものに聴こえる。

 

このことに気づいてから、

オリジナルのものを作るということは、

AとBを足して2で割ったらAでもなくBでもない

Cが出来上がるということなのでは?

 

、と思って実際にやってみた。

 

するとこれがけっこう上手くいったので

人の感覚ってそんなもんなんだなぁと。

 

さらにCにDやEの要素を取り入れてみたりしたら

もう完全に自分のオリジナルのできあがり。

 

オリジナリティってこうやって

できていくもんなんだなと

 

 

 

 

上手くなる近道は自分の憧れを真似すること

 

他の人が描いた絵を真似することを

「模写」という。

 

絵の世界では必ずどこかでこの「模写」という

言葉を耳にする。

僕もとあるおっさんにさんざん模写は大事だ

ということをいわれてきた。

 

たしかに模写って上手くなるためには

すごく大事なことだと思う。

やりかたさえ間違えなければ。

 

 

 

絵が上手くなるにはまずは描きたい!

と思うことが何よりも大事。

こんなふうに描きたい!という欲望が

人を情熱的に動かしてくれるのは間違いない。

たとえば学校の美術の授業で

模写をやったような記憶はかすかに残ってるけど、

何を描いたかすら覚えてないし、

そもそもそんな時間があったかすらも

きわめて曖昧なもの。

 

 

自らやりたいという気持ちがないと苦行になる

 

要するに人に言われてやったり、

義務的に模写やらないと!

って思ってやってもそれは小手先だけで

上手くなるだけの話で、

そこに魂がこもってなければ何の意味もない。

 

描きたい!と強く想って描くことで

いろいろなところに脳が反応してくれる。

 

細かいところまで深く観察する。

全体的なシーンの重さ、

その人物の感情、骨格、筋肉の質感、

などなど。

その観察したものを今度は自分の手で描いてみて

どこが違うのかをしっかり見極める。

そしてまた観察して描いて……を繰り返すことで

あとは勝手に上手くなっていく。

大事なのは描きたい!という欲望を絶やさぬこと。

描けない自分を恥じること。

「これでいいや」と思ってしまったら

もうそこからの成長はない。

描きたい!と思うものがないなら見つかるまで探す。

世の中には星の数ほど絵はあふれてる。

どっかにひとつぐらいあるでしょうよ。

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