人物画を描くコツ:30日もあれば人の顔が描きやすくなる

この世でいちばん難しい絵が人の顔です。

「リアルな人の顔を描きたいけど上手く描けない・・・」

そんな悩みをお持ちの方にオススメです。

本気でやれば30日もあれば描けるようになります。

 

僕自身も人の顔を描くのにはかなりの抵抗がありました。

なぜなら難しそうな空気がビンビンだったからです。

 

それでも絵で生きていくと決めた以上、

「もし人の顔を描いて欲しいという依頼があったらどうするんだ?」

という疑問が生まれ、せっかく依頼してくれた人に断るなんてできん!

、と発奮して練習を始めた次第であります。

基本的に僕は独学で絵の勉強をしてきたのですが、

かなりの遠回りをしてきたと思います。

僕はあきらめが悪い性格なのでくじけてもくじけても

はい上がってきましたが、おそらくここまであきらめの悪い

人種はまれだと思うのでできるだけ楽しく描いて

もらいたいと思い、この記事を書こうと思いました。

前置きが長くなりました。

それではどうぞ〜。

 

人の顔を描くのが難しい理由

 

顔はその人の心を映す鏡と言われています。

まずいちばんの難しい理由はこれです。

嬉しかったら笑い、腹が立ったら怒る、悲しかったら泣く。

これだけならそんなに難しくないのかもしれませんが、

人の心はそんなに単純なものではありません。

 

特に大人になればなるほど感情をそのまま表に出せない

こともあり、表情がそのまま心情を表しているとは限りません。

心の中では腹わた煮え繰り返るほど怒りのボルテージが上がっていても

それが公衆の面前だとまわりの人たちに心配かけてしまったりします。

それを考えて顔は笑ってるけど心は怒っている。

そんなことが日常茶飯事なのが人間です。

そんないろんな感情が複雑に入り混じった顔は

読み取るのもなかなか難しいものです。

それを紙の上に表現するとなるとなおさら難しくなります。

これはリアルな人物画じゃなくてもかなり難しいです。

プロの漫画家さんでもそんな微妙な表情が描けなくて悪戦苦闘しています。

ではどうすればいいか?

 

自分もモデルさんと同じ顔になってみる

 

絵というのは描く技術はもちろん大事なことですが、

それよりも大事なことは感情です。

笑ってる風な顔を描いても描くときの気持ちが笑っていなければ

その感情は腕を伝って紙の上に出てしまいます。

なのでよく観察してその顔がどんな気持ちなのかを推測するのです。

たとえば笑顔を描こうとしたとき、その笑顔は心から笑っているのか、

その奥に何か複雑なものが入り混じっていないか。

もし複雑な表情であればなんで複雑な表情になったのか

分析してみるとみちは切り拓かれます。

自分がその立場になってそんなシチュエーションを想像してみましょう。

 

悲しいけど顔は笑っている

 

 

たとえば、めちゃくちゃ悲しいこと、大好きな人にフラれてしまった。

でも仕事中なのでそれを悟られたくないから

無理やり笑顔を作ってる、、とかですかね。

 

それを想像してみてください。

どんな顔になりますか?

その顔を鏡で見て微妙な表情になれてたら大成功です。

 

そのときの各パーツをしっかり観察してみてください。

おでこは多分少しシワが寄る感じになるでしょう。

それに合わせて眉毛も微妙に傾いたりしています。

目は死んでます。どこかうわの空です。

鼻も少し力が入ります。

口はいちばん表情がわかりやすいパーツです。

、とこんな具合に観察するところがたくさんあります。

 

まずは自分がその気持ちになることで見えてくるものもあります。

 

人の顔を描くときは外から中に攻める

 

ここまでは精神論みたいなものです。

そんなふうに考えればわりかし描きやすくなります。

下準備みたいなものですね。

ここからは実践編。

 

人の顔を描くとき、どこから描き始めるかということですが、

僕は輪郭から描いて髪の毛を描きます。

その時点である程度、雰囲気が出たら気持ちがグッと上がります。

早く描きたいというモチベーションになるわけです。

それと最初に輪郭を描くことで

画面全体のバランスも取りやすくなります。

 

顔の各パーツを後で描くときに全体のバランスは

保たれたままなので失敗も少なくてすみます。

逆に先に目とかから描き始めるてあとで輪郭を描くと、

画面全体のバランスが崩れてしまう可能性が高くなります。

それではせっかく描いたパーツが水の泡です。

なので僕は輪郭を描いて髪の毛を描いて

それから顔の各パーツを描くようにしています。

 

①輪郭を描く

 

 

顔の向きに注意

 

顔がどっちを向いているかは大事なことです。

それを決めるために×を描きます。
よく見るヤツです。

それに合わせて輪郭を描きます。

 

画面とのバランスを考える

 

絵を描くときに画面のバランスを考えるのは、

絵を見た人がどんな気持ちになるのかを考えることです。

顔と枠線との間に余白を作るのかドアップで攻めるのか。

ということを考えながら描くと後々でもかなり役に立ちます。

 

②髪の毛を描く

 

髪の毛は意外と難しいんです。

コツとしてはランダムに描くことです。

ひとつの場所にとどまらずにあっちいったりこっちいったり

しながら描くと自然な感じになります。

ツヤ感は白く光るところを先に決めておいてから

描くとツヤ感が出やすいです。

 

③鼻を描く

 

鼻は先っぽの丸い部分をどう表現するかがカギです。

あとは穴ですね。

 

④口を描く

 

口の難しいところはなんといっても唇でしょう。

丸みを帯びて光っているのにシワがいくつもあるという、、、。

こんなややこしいものありませんよ。笑

 

⑤目を描いて眉毛を描く

 

僕は目を最後に描きます。

目はいちばんエネルギーの消費が激しいパーツです。

球体だし、奥行きあるし、まつげたくさんあるし。

二重まぶただとそのシワもあります。

 

肌の質感の出し方

 

肌を描くときのポイントはエンピツの削りかたにあります。

先が尖っているエンピツだと肌の質感は出しにくいです。

なのでエンピツの先を丸くすることで肌は描きやすくなります。

肌を描くときのコツはエンピツを持ってるか持ってないか

わからないぐらい柔らかく持って肌の面を意識しながら

いくつも丸を描くなような感じで描くことです。

線を描くイメージは持たないほうがいいです。

補足:肌を描くときの裏技。

エンピツをぼかしたいときに使う必殺アイテムがあります。

これです。

 

これを使えばラクにぼかすことができます。

柔らかい線を引いてはぼかし、柔らかい線を引いてはぼかし

を繰り返すと徐々に肌の質感が出てきます。

 

まとめ

 

以上のことに注意して描くと、人の顔が描きやすくなります。

あとはこんなことを考えながらひたすら練習に明け暮れましょう。

絵は数をこなせばそのぶんだけ質が向上していきます。

逆に数もこなさないのに上手く描けるわけありません。

たくさん描いて楽しい絵描きライフを送りましょう。

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