独自の技法で水と墨を混ぜてアートを生み出す水墨画

水墨画は水と墨だけを使って絵を描くという至極単純なものです。

 

使う色は黒だけっっ!

 

この超がつくほどシンプルな絵画はほかには見当たりません。

色がない白と黒だけの世界。

だけど単純でシンプルだからこその奥深さがそこにはあります。

水と墨で創りだすアートはもはや水墨画の領域を遥かに超えます。

僕の作品は水墨画という領域を遥かに超えています。

 

独自の方法で生み出す水と墨のアート

 

 

僕の描く絵は水と墨を使います。

早い話が水墨画です。

だけど巷にあふれてるような水墨画とは一線を画しています。

 

一般的に水墨画というのは和紙に描くというものが多いです。

それがなぜなのかは僕にはわかりません。

 

日本の伝統だから?

 

和の国だから?

 

いろいろ調べてみても

水墨画には和紙を使いますみたいなことを

謳ってるサイトとかはけっこうあります。

 

いずれにせよ水墨画=和紙というイメージがあることは否めません。

 

僕が描き始める前に持っていたイメージもそうでした。

和紙を使わないとダメなんだと

勝手に決め込んでその方向で調べたりもしました。

 

でも僕はもう和紙は使うことはありませんね。

 

いつの日か気が変わってそこに面白さを感じたら

使うことはあるかもしれませんが、

今のところその可能性はゼロに等しいです。

和紙は薄くて水を大量に含むとすぐに破れてしまいます。

僕が表現したいことは和紙ではできません。

なぜなら僕が独自に編み出した方法なので。

 

僕の描く絵はもはや水墨画の領域をはるかに超えています。

 

水墨画アートは水を大量に使う

 

 

先ほどもいいましたが僕の描く絵は大量の水を使います。

水を紙に含ませてそこに墨をのせることで

独特のにじみができます。

 

そのにじみを上手く組み合わせることで

綺麗なグラデーションが出来上がります。

なので僕の描く絵はどちらかというと

水彩画に限りなく近いものがあります。

 

一般的な水墨画は水を使うことは使うけど

あくまで墨を薄めるための水です。

 

その薄めた墨と濃い墨を一緒に

筆にふくませて筆の中でグラデーションを作ります。

 

それはそれで素晴らしいし面白い技術なんですが、

僕自身それをやりたいとは思いません。

 

どうしても薄っぺらい絵に感じてしまうからです。

 

僕の方法で描くとひとつの画面に奥行き感が生まれます。

それは絵にとってはものすごく大事なことです。

奥行き感があればあるほどその絵に引き込まれます。

水を大量に使うのはそんな理由からです。

決して一般的な水墨画を否定してるわけではないです。(ほんとに)

 

重ねるからこそ出る不思議

 

 

僕が水と墨で絵を描き始めたころ、とりあえず先ほどの

ひとつの筆の中にグラデーションを作る方法を試してみたり、

the水墨画を練習してた時期がありました。

 

そのころはひと筆でグラデーションをつけないとダメだ

、と思い込んでたので2度描きはタブーだと思ってました。

 

だから極力重ねることはせずに

ひと筆でなんとか描けるように練習しました。

 

でもあるとき、偶然にも墨を重ねてしまったことがありました。

 

そのとき僕の中で衝撃が走りました。

 

「これ…面白いやんっっ。。。。!!」

 

墨を重ねたことでその部分が浮き出ているように見えたのです。

 

これが今のタッチを生むキッカケになりました。

 

それからというもの今までの常識を捨てて

その技法で研究を重ねて今の絵のような

独特の雰囲気を醸し出す絵が描けるようになりました。

 

水の中で墨を泳がす

 

 

僕の方法で描くと墨が水の中を泳ぎます。

どう泳ぐかを計算して墨を落としこんでも

実際にそうなるとは限りませんが。泣

 

だけどそれはそれでまた自分の考えの

及ばないものが出来上がったりすることもあります。

 

「ああ、なるほど。これは面白い。」

 

、と描いてる最中にひらめいたりすることもしばしば。

その逆も然り。。。笑

そんな楽しみ方も僕の独自の方法ならではです。