力を抜くと生きることがラクになる

人は社会に出ると、どこかしらに力が入ってしまいます。

ナメられないようにとか。

ちゃんとしようとか。

自分をかくすためにとか。

 

それは社会人になったら、とかじゃなくて、学校とか人間がたくさん集まるようなところならどこでも同じ。

 

特に社会人になると「仕事」なので、自分の命に関わってくることです。

 

ヘタするとお給料がもらえなくなってしまうので、必死でその社会に適応しようとしてガチガチに力が入ります。

 

そうなるとそれまでタメ口でしゃべってた人が、久しぶりに会った時にいきなり敬語になってたりするという気持ち悪い現象が起きたりもします。

 

それ自体はとても素晴らしいことです。

 

そしてほとんどの人が通る道です。

 

たぶん人生で1回は通った方がいい道だとは思いますが、中にはずっとそのままの人もいらっしゃって、そういう人をみるとガチガチに力が入ってる感じがしてすごく窮屈そう。

 

本人がそれでいいと思ってるんだったら特に何も言うことはないのですが、とはいえ、そのまま生きてきた人なんかはわりと自分を見失ってる感じで、すごくつまらないです。

 

なので、1回通った方がいいとはいえ、どこかで力を抜いて自分本位に生きる道を選んだ方が、心に余裕ができるので絶対に楽しいです。

心の底から笑えるようになって、表情も生き生きしてくるし、心身ともに若々しくなるし、死ぬ時に笑って旅立つことができるはず。

力を抜くと、人の懐に入りやすくなるので、コミュニケーションがうまくなります。

 

力を抜くっていうのは、まわりを気にせずにリラックスして、自分を全開に出して自由奔放になることです。

 

とはいえ、最低限の礼儀まで欠いてしまうと人がたくさん離れていってしまって、それはそれで生きづらくなるので、そこは守りつつ。

そして人によってはそういう「ガチガチの力入ってるモード」の方が好き、という人もいらっしゃったり、場面によってはそういうモードの方がしっくりくることもあります。

 

そんな時はガチガチモードになるしかありませんが、心に余裕がある状態だとそれすらも楽しんでできるようになります。

そして不思議とガチガチにみえず、むしろなんだかカッコよくみえたりするので、力を抜いて生きる方が絶対にイイ。

 

そんなスタンスで生きると賛否が分かれるので、離れていく人も出てきます。

 

人それぞれ好みがあるのでそこはどうしようもないですが、それでもついてきてくれる人はたぶん一生のつき合いになって、生きた証にもなる、すごい宝物です。

 

どうせ生きるなら力を抜いて生きた方がラクだし、いろいろいいことがありますわよ。

 

そういう意味でいうと、大手のチェーン店の接客とかってすごいガチガチに力入ってしまってて、お客さんとして行ってるこっち側が逆に力入っちゃう、みたいなこともありますねー。

 

もっと力抜いてゆるゆるでやったらいいのになーとか思いますが、それはそれで文句言う人もいるだろうし、ブランドイメージとかもあるからそうなってしまったんだろうけど。

 

だからどうってことはないですが、多少の粗相ぐらいは優しく温かく見守ってくれるような世の中になればいいなぁと思った次第です。

 

 

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