人間関係がうまくいかないのは○○が足りてない

今僕らが生きているこの世の中は人間が支配していると言っても過言ではありません。その人間社会で生きていくためには、ひとりでは生きていくことはどうやら不可能に近いようです。人間関係が昔に比べると希薄になった現代。そんな中、コミュニケーション能力があるとすごく生きやすいです。

人間関係=コミュニケーションです。コミュニケーションがあるから人間関係がうまくいく。切っても切れない関係です、これはもはや。

たとえばこれが完全に一対一のコミュニケーションだと比較的簡単なんです。一対一だと相手は常に自分のほうに向いてるので何も邪魔するものはありません。

結論から言うと、その人と自分が気持ちよくなれたらそれでいいんです。これはもうまわりがどうとかまったく関係ないことです。

コミュニケーションがとれたら人間関係はたいていうまくいくんですが、そのときに必要なのはことはただひとつ。それは「思いやり」です。相手に対する配慮の気持ち。

相手がどうやったら気持ちよくなれるか、を常に考える。相手が話したがっているのならしっかり聞く。逆にこっちがしゃべるならウソ偽りなく本音をぶつける。相手の話の腰を折ったり、自分の話ばかりするとされたほうは気持ちのいいものではありません。逆にそれされたら気分悪いでしょ?

でもだからって自分を犠牲にする必要はまったくなくて。

自分に対しても思いやりは必要です。お互いが気持ちよくなれる方法を考えるのが人間関係がいまくいくコツです。コミュニケーションとれない人ってだいたい相手に対する思いやりとか配慮が足りてないなって思います。たとえば「伝わらなかったらどうしよう」とか「間違えたこと言ってしまって恥かいたりしないか」とか。こういうのって完全に自分のことしか見えてないんですよね。

相手のことをまったく考えてないですよね。しゃべるのがヘタでも一生懸命声を出したら何かしら伝わります。同じ言語しゃべってるんだったらね。仮に相手がもし思いやりのある人だとしたら、ヘタクソなしゃべりでも全部は伝わらなくても何とか理解しようとするし、仮に理解できなくても「ごめん!どういうこと?」って聞き返してくれるかもしれない。僕ならそうしますね。「ん?どうゆうこと?」って。

そこから笑いに変わったりすることもあるし。そこからなんか相手の心の扉が開いてコミュニケーションが円滑になったりすることもけっこうあったりするんです。

逃げてると必ず自分に返ってくる

 

僕の話で恐縮なんですが、コミュニケーションとるってすっごい苦手だったんです。だから人間関係なんてすっげえめんどくさかったし、ひとりで引きこもって生きれるんだったら間違いなくそっちを選んでました。

でも後々になって気づくんですけど、それって結局逃げてただけなんですよね。

なんか他人が楽しそうにしてるのがうらやましくて。自分にはそんなふうにできるわけがないって。そんな自分を見るのもイヤでなんか逃げてました。

あと、元々なんかすっげえ小心者だったのと、転校多かったのとで、心を閉ざしてた過去があって。だから人間怖いってなってたんです。

でもやっぱりそういうふうに逃げてばっかりだと、どっかでツケが回ってくると思うんです。実際僕も心を閉ざし始めたのってたぶん10歳ぐらいからだと思うんですけど、そこから人間が怖くなって他の人と真剣にぶつかるのやめました。ぶつかるっていうのはできるだけ本音を隠してまわりに合わすっていう、最もおろかな行為ですね。本当のことを言って嫌われたらどうしようとか、間違ってて笑われたくないとか、そんなことばっかり考えてしまって。自分を出すことなんかできなかった。もうなんかとにかくビビってました。

家族すらも。

んで10代の終わりぐらいから音楽活動はじめたんですけど、そのときまだ心は「絶賛閉店ガラガラ状態」だったんですね。今思えば、そんな状態でメンバー集めてバンド組んでさぁプロ目指そうぜ!っていうのがそもそもの間違いだったんですが。

でもそのときは自分で閉じてることなんかわかんないものなんです。

だから自分が思ってることとか言うのは言うけど当たり障りのないことでごまかして本音の本音の深いとこまではよー言わんっていう。

そんな状態でうまくいくはずもなく、結局人間関係でもめて解散しちゃいました。

メジャーデビューに向けてさぁこれから頑張っていこう!ってときに。

全国ツアーとかも決まってたのに。

まぁアホなことしたなぁって思います。

仮にあのときにちゃんと自分の思ってることを言えてたら、もしかしたらそんなしょーもないことで解散とかにはなってないかもしれないなぁとか思ったりしますね。でもどのみちメジャーデビューしてたとしてもダメだっただろうなぁと思いますが。

それとこれとはまた別の話ですね。

ホントは大好きなんです

 

そんなことがあって、結局人間こわいとかなっててもそこから逃げたらいつかそのツケがどこかで自分に返ってくるっていうお話。

やっぱりちゃんとぶつかっていかないと。それができなくて僕は大失敗こきました。人とぶつかる前に自分で勝手に決めつけて。

ぶつかった上で失敗してしまったんだったら、次は失敗しないようにめっちゃ考えてまたぶつかったらいいじゃないですか?自分が悪いのかもしれないし、もしかしたら相手にも非があるかもしれない。そのときはお互いにちゃんと謝って解決できたら素晴らしくて、そういう時ってあとでめっちゃ仲良くなれるんですよね。そんでもって胸のあたりがすごく熱くなってくる。この感じは味わった人にしかわからないとは思うんですが、そういうことを一回でも経験すれば人間が大好きになれるんです。

 

まーでもそもそもの話。これは僕の持論なんですが、人間怖いとか言ってる人に限って結局人間がキライなんじゃないと思うんですよ。むしろ人間めっちゃ大好きで。大好きだから怖くなる。嫌われたくないから。傷つきたくないから。

そこを受け入れれたら素敵だなぁと思います。

 

受け入れて、自分は人間が大好きなんだっていうのをちゃんと認めれたら、コミュニケーションとりたくなります。だって人って温かいものなんです。温かさを知らないだけです。もしくは知ってるけどビビってるだけっていう。

逃げてる自分がアホらしくなりますよ。まずはそれを認めて受け入れて。それができたらちゃんと人とぶつかってみてください。

ぶつかるときのポイントはひとつだけ。

 

ちゃんと相手を思いやること。

 

相手がどうしたいのか、何を考えてるのか。それを必死で考える。

そのうえでできるだけ相手が傷つかないように配慮して自分の本音をぶつけてみる。それが人間関係がうまくいく秘訣。自分の意見ってすごい大事だけど、押し付けがましくなってしまったらアウトだし。

なんでもそうですけど思いやりとか配慮とかってすっげえ大事です。それがあるだけで仕事うまくいったりするしプラスアルファでオマケがついてくることだってあります。相手から声かけてくれるようになったりするし。

 

思いやりの心を持って人と接するようにすれば人間関係はうまくいくと思います。