芸術を仕事にするための考えかた:仕事の本質を理解セヨ

この世の中にはいろんな仕事があります。

その中でも芸術にの仕事は芸術に携わる人なら

一度はやってみたいと思ったことがあるでしょう。

日本ではまだまだ芸術を仕事にすることに関しては

難しいという風潮がありますが、それも考えかた次第で

なんとでもなります。

ネットをつかってうまく発信すればそんなに難しくはないです。

でもその前に考えておいたほうがいいのは

芸術を仕事にするってどういうこと?

、ということをちゃんと理解しておく必要があります。

 

芸術を仕事にするための考えかた

 

まず理解しておかなければならないのは

「仕事」という言葉の本質です。

単に「仕事」ときくと、労働という意味でとらえがちです。

なのでどうしても

「お金のためにイヤでもやらなければならないこと」

というネガティヴなイメージにつなげがちです。

僕もそうでした。

でも言葉って不思議なもので、まわりの環境によって

言葉のイメージが自分の中に刷り込まれていくんです。

仕事=しんどいこと

という構図が出来上がったのは小さいときから

「仕事だから仕方ない」「仕事行くのイヤだなあ」などの

ネガティヴな言葉を聞いてきたからそんなイメージがついてしまったんです。

でも世の中には仕事を楽しんでやっている人も大勢いるわけです。

何が違うんだろう?と思って仕事の原点について考えました。

 

そもそもの仕事の意味

 

そもそも仕事っていうのは「お金」を稼ぐためにやることです。

お金を稼ぐ目的は生きていくために必要な

「衣」「食」「住」を揃えるためです。

それを深く掘り下げるために原始時代に例えてみました。

原始時代にはお金という概念がないからです。

お金がないなら本質のところに価値を求めるので

わかりやすいんじゃないかと思いました。

 

原始時代の暮らしの中での「仕事」

 

原始時代のことなんてなにか記録が残っているわけでも

ないのでただの推測にすぎませんがだいたいこんな感じだと思います。

 

原始時代なら獣を狩って肉をとったり、

木の実をとったりして食料を確保していました。

着るものは獣の皮で作ったり、草や木を織ったりして作っていました。

家も自分たちで木を切って作ったり、洞窟を住みやすく

加工したりしてそこで寝たりご飯を食べたりしていました。

そんなふうに生きるために必要なことをするのが本来の「仕事」の意味です。

現代のような「仕事」のイメージとはだいぶかけ離れています。

 

原始時代でもはいろんな人がいたと思います。

その中でたとえば狩りが得意だけど木の実のことはよくわからない

マイケルさんという人がいたとします。

狩りは苦手だけど木の実に関するいろんな知識を持っている

ジョンさんという人がいたとします。

この2人が話し合って協力すれば狩りが得意な人が2人分の肉を

確保して木の実に関する知識を持っている人が2人分の木の実を

確保すれば、お互いが利益を得ることができます。

仕事の原点はまさにここにあります。

2人分の食料を確保することで木の実を取りに行く時間が省けたり、

肉を確保する時間が省けてその時間を自分の好きなことに使えるわけです。

マイケルもジョンもウハウハです。

では芸術でいうとどうでしょう?

原始時代に芸術の仕事があったかどうかなんてわかりませんが。

 

芸術は基本的には「娯楽」です。

生きていくために必須であるかは人それぞれです。

大事なことはそこに価値があるのか?

ということです。

たとえば歌が上手なセリーヌさんがいたとします。

その歌を聴くためにはセリーヌはいろんな準備をしなければなりません。

ということはそこに時間を取られるわけなので

食料を確保する時間がないわけです。

そこで先ほどのマイケルとジョンがその人の分まで肉や木の実を確保すれば

セリーヌは歌の準備に専念できます。

その結果、素晴らしい歌を歌うことができて

みんなそろって大満足ということになりました。

これが芸術を仕事にするということです。

大事なことはそこに価値があるかどうか。

この場合はマイケルもジョンもセリーヌの歌が聴きたい

という欲求がありました。

そのためなら喜んで自分の得意なことでお返しするよ!

ということですね。

もしかしたらそれ以外のことでも平気でやってたかもしれません。笑

要するにここでは歌を聴いて「心を動かしたい」という

欲求が働いて2人は行動に移してそれだけの対価をセリーヌに

支払ったわけです。

 

芸術は心を動かされたら買いたくなる

 

芸術の根本的なところは「心を動かす」ことです。

心が動かされるとマイケルとジョンのようにおサイフは緩みます。

じゃあどうすれば人の心を動かすことができるのか。

ここが大事なところです。

芸術の意味を調べると

表現者あるいは表現物と、鑑賞者が相互に作用し合うことなどで、

精神的・感覚的な変動を得ようとする活動

引用:Wikipedia

とあります。

要するにお互いの波長が合えばそれで芸術は成立するということです。

ただ、中には自分が思いもしなかった結果が得られることもあります。

自信を持って作った作品が全然反応がなかった、なんてこともザラにあるわけです。

逆にテキトーに作ったものがものすごい反響を呼ぶ、なんてこともあります。

なのでそこに関してははっきりいって永遠のテーマです。

これが正解だなんてことはありません。

だからこそ、常に全力で作品に取り組んで少しでも自分自身が

一番納得できるように仕上げていくべきものでもあります。

自分が感動できるものを人が感動してくれたら

そんなに嬉しいことはないじゃないですか。

 

日本では難しい?

 

最近はそういう風潮もだいぶ薄れてはきていますが、

まだまだそこらへんはほかの国に比べたらだいぶ遅れているのが現状です。

国によっては助成金が出るという国もあるのに。

組織的にやってることといえば

漫画、アニメ、映画、音楽、演劇、ぐらいですかね。

個人で活動するような画家とか彫刻家とかだと

まだまだ厳しいという現実があるのは確かです。

そういう活動ができる土台がまだできていません。

 

これからの時代は個人が仕事を自分で構築するということが

当たり前になっていくのでそういう意味では日本でも全然難しくはないですね。

大事なのはいかに発信するかです。

個人で仕事してる人はネットをフル活用しているので

楽しいですよ。世界中いつでもどこでもつながれるし

ネットで仕事の依頼が発生することも当たり前の世界です。

 

芸術の仕事がしたいなら見ておいたほうがいいモノ

 

オマケです。

 

芸術の仕事をしたいと考えているなら

1度は見ておいたほうがいいものがあります。

それが「もののけ姫はこうして生まれた」というドキュメンタリーです。

もののけ姫といえばスタジオジブリで

社会現象にまでなった大ヒット映画です。

この映画ができるまでを密着したドキュメンタリーなのですが、

宮崎駿監督を筆頭に関わるすべてのスタッフが

全力で取り組んでいる姿勢はある種の感動すら覚えます。

過酷な現場ですが1つの作品にそれぞれが膨大な量のエネルギーを

注いでいるのをみると、自分がちっぽけに見えて、頑張ろうという気になれます。

僕は絵を描いてて心が折れそうになったときに

いつもこれを見て勇気をもらっています。

ぜひどうぞ!

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