猫はケガをしません。
いや、正確にはほとんどケガをすることがないのです。
あくまで人間と比べての話です。笑
例えば高さ3メートルぐらいの所から落ちたとき。
人間だったら着地した時に何かしら負傷する人がほとんどです。
でも猫は体をうまいことくねらせて衝撃を見事に吸収して
着地するやいなやササーっと走り去ってしまいます。
何が違うのか?
猫は人間と比べると次元が違う柔軟性を持っています。
この柔軟性こそが猫がケガをしない理由です。
柔軟性とは?
この場合の柔軟性っていうのは骨や関節、筋肉の
可動域が果てしなく広い事にあります。
猫は体のほとんどの部分を舌でなめて毛づくろいをすることができますね。
それぐらい体が柔らかいんです。
さらに内蔵の位置まで移動させることができるそうです。
それはわずかな隙間でも通ることができたり、
無理な体勢になっても内蔵に負担をかけないためです。
だからもはや猫に敵う動物はいないのかもしれません。笑

人間がケガをしたりどこかを痛めたりする大半の原因がこの柔軟性にありまして。
一般の人に比べて柔軟性の高いアスリートですらケガをしてしまう事はめずらしくありません。
アスリートは日々ケガをしないための体づくりをしているにもかかわらず。
でもその体づくりがアダになってしまう事もありまして。
トレーニングを重ねる事によって筋肉や骨には疲労が蓄積していきます。
その蓄積した疲労がある部分で突然キバをむく事があります。
その点、メジャーリーガーのイチロー選手は本当に素晴らしい選手だと思います。
彼はプロ生活の中でほとんどケガがありませんでした。
ケガがないのは筋肉や関節が非常に柔らかいからです。
極端な話、ネコみたいな体をしてます。

カラダは動かさないと固くなっていく
例えば日々デスクワークをしている人は体を動かす事が無いといっても
過言でないぐらい1日中机やパソコンに向かって作業をしていることが多いですね。
体を動かすような仕事をしている人でもあくまで
仕事をするために体を動かしているだけで、最小限の動きしかしない人がほとんどです。
これは日々、体を少しずつカタくなる方へと進めてしまっている事になります。
人間の体はずーっと同じなわけではなく、日々細胞が新しく生まれ変わり続けているのです。

1回体が柔らかくなったとしても、それがずーっと続くわけではないんですね。
柔らかくなったー!と油断してサボってしまってダラダラ過ごしていると
どんどん体はカタくなっていきます。
筋肉は緩衝材?
筋肉は体を動かすだけでなく、衝撃を吸収する役割も果たしているので
カタくなってしまうと衝撃を吸収する力が半減してしまいます。
、と同時に伸びシロも半減するので切れやすくなるんですね。
それが「肉離れ」と呼ばれるシロモノです。
アキレス腱断裂の原因で多いのがジャンプして着地した瞬間の衝撃です。
これはふくらはぎの筋肉がカタくなっている時に起こる事が多いんです。

太ももの筋肉は膝関節の衝撃を吸収しています。
この筋肉がカタくなると膝が痛くなってしまいます。
ザックリ説明しましたがほかにもまだまだあります。
筋肉はいろんな衝撃を吸収するという役目もあるのです。
筋肉を柔らかくするためにするべきこと
筋肉が柔らかくなると筋肉の細胞と細胞の間にも余裕が生まれるんです。
なので細かい血管にも血液が行き渡りやすくなるんですね。
血液が行き渡るということはそれだけ酸素や栄養も行き渡ることになります。
そうなると筋肉は柔らかい状態をキープする事ができるというシステムです。

筋肉が柔らかければケガをする事も少なくなるし腰痛や肩こりなども少なくなります。
何より気持ちがスッキリします。
そして快適な人生を送ることができます。
そのためには1日に5分だけストレッチをする時間を作ること。
これだけでじゅうぶんです。
僕の場合、毎朝テレビを見ながら
5分〜10分ぐらいストレッチをしたら体が柔らかくなりました。
立っている状態から体を前に倒したら床に手がつかなかったのに
手のひらまでつくようになったんです。
それまで頻繁に痛くなりかけてた腰も一切そういうことがなくなりました。

ただ1日5分ぐらいだと、ある程度長い期間やらないとなかなか成果はあらわれません。
僕は半年ぐらい経った時にようやく
自分で柔らかくなってきたなーと実感できるようになりました。
なかなかの長期戦でした。
もちろん個人差はあるのでたった1ヶ月で効果が表れる人もいるでしょう。
1ヶ月で成果が出る人もいれば1年かかる人だっています。こればっかりは未知の領域です。
大事なことは毎日続けることです。
1日ぐらいと思ってやらない日ができてしまうと
そのままズルズルとやめていく事になっちゃいます。これマジで。
最初は強制的にでも自分をその道に進ませるんです。
時間を決めてケータイでアラーム鳴らすなどしてムリやりにでも。
慣れてくると体が勝手に反応してやるようになるので。
ちなみに僕は朝ごはん食べたらすぐやるようにしてました。
そうする事で体が勝手に反応して無意識にやるようになってくるんです。
そうなると、逆にやらない方がなんだか気持ち悪くなっちゃうんですね。
体がストレッチを求めてくるようになるんです。
そういうリズムができるまではだいたい1ヶ月ぐらいかかりましたね。
その1ヶ月はとにかく強制。
「よし、やるぞ!」
と思わないとできません。
でもそれでイイんです。
たった5分。
それだけで半年後には別人のような体が手に入る。。
こんな言いかただとなんか胡散臭くなるのはなぜなんだろう?笑
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