体のあらゆる「痛い」の原因は筋肉の疲労が8割以上を占めている

体の痛みはいろいろなものがあります。

 

首、肩こり、手首、腰痛、ヒザ、足、あらゆる体の痛みは8割方筋肉が硬くなったのが原因で、その筋肉をほぐせばだいたい痛みは和らぎます。

たとえば腰痛はおしりの筋肉が硬くなっているのが原因で、そこをグリグリほぐすだけでウソみたいに痛みが和らぎます。

 

手首の痛みはヒジに近いところの筋肉をほぐすと痛みは和らぎます。

 

ヒザの痛みは太ももの筋肉をほぐせば痛みは和らぎます。

 

…とまあ、そんな感じのことが体中のあちらこちらで起こっております。

今すぐにできることなので、お試しください。

 

なぜこうなるのかを解説していきます。

 

筋肉は常に活動している

 

 

肩こりや腰痛なんかは特にそうですが、特に何かをしたわけでもないのに、気づいたら肩がこってたり、腰が痛くなったりすることが多いですね。

 

でもそれは何もしてないわけではなく、「何かした」という意識がないだけです。

 

人はこの地球上で生きている限り、常に重力との戦いです。

普通に立つ、座る、歩く、これだけでも常に重力が体にかかっています。

もちろん寝ている時も。

 

そして。成人の体重はおよそ50ほどキロあって、その重いものを支えて動かしているのは「筋肉」です。

筋肉は24時間365日、ずーっと休まずに伸びたり縮んだりを繰り返して、重力と戦ってくれているのですが、僕らはそれを意識的にやったことなどありません。

 

無意識でいろんな動きをしているのですが、その間ずーっと筋肉は活動しているわけです。

 

 

体に老廃物がたまる

筋肉が活動をするためにはエネルギーが必要です。エネルギーは、血液に乗って血管を通って、いろんな筋肉に行き渡ります。

 

そしてエネルギーを燃やして、その熱で筋肉は伸びたり縮んだりすることができます。

 

車がガソリンを燃やしてエンジンを回すみたいないめーじです。

がガソリンを燃やせば排気ガスが排気口から外に出ますが、筋肉でエネルギーを燃やしても同じように老廃物が出ます。

 

でも車のように排気口のようなものがないので、体の外に出すことはできません。

なので、また血管を通って今度は心臓に戻ります。そしてそこから肺に行って、呼吸することでガス交換をしてキレイな血液に戻してエネルギーを蓄えてまた全身に行き渡ります。

 

そうやって血液は常に体中をグルグル回っています。

 

ところが。

筋肉で出た老廃物はそのすべてが心臓に戻されるわけではありません。

 

微量ではありますが、筋肉に残ってしまいます。

その残った微量の老廃物はどんどん蓄積していきます。

 

キッチンの排水口にゴミが少しずつたまっていくように。

 

排水口にたまったゴミって、量が多くなればなるほど体積が大きくなって水の流れをどんどん悪くして、ゴミが少しずつ固まっていきます。

ゴミを放置すると水の流れがどんどん悪くなってまあまあ硬さのある塊になります。

 

筋肉でも同じようなことが起こっているのです。

微量の老廃物が少しずつたまっていって、血流を悪くして老廃物の塊ができてしまいます。

それがさらに血流を悪くして、老廃物の塊はどんどん固まって、次第に硬くなっていきます。

 

筋肉が硬くなるといろんな症状が出る

 

 

微量程度の老廃物なら脳は感知できませんが、硬くなるぐらいたまってしまうと、さすがに脳はそれを感知してしまいます。

 

でも最初は「ちょっと疲れたなー」ぐらいです。

 

なので、気にも留めず放置してしまいます。

 

放置するとさらに老廃物がたまっていって、今度は「ダルい」とか「重い」と感じるようになります。

 

まだその程度の症状であれば、あまり気にならないので、放置する場合がほとんどです。

 

放置するとその症状に脳は慣れてしまうので何も感じなくなってしまいます。

でもたまった老廃物はずーっとその場に残ったままです。

 

なのでその上にさらに老廃物はたまっていくので、どんどん硬くなっていきます。

 

そうなると今度はダルい重いから「痛み」に変わっていきます。

 

それがあらゆる体の痛みのメカニズムです。

 

この段階で何かしら筋肉にアプローチすればすぐに和らぐのですが、痛みも放置すれば次第に脳が慣れていきます。

 

痛くなって、慣れて、を繰り返しているうちにガマンできなくなるほどの痛みに変わっていきます。

さすがにそこまでいくと脳は慣れることはないのでずーっと痛いまんまです。

 

そうなって初めて医者や整骨院を受診するのです。

 

医者は主に整形外科を受診する場合が多いですが、この痛みのメカニズムをご存知の方はあまりいらっしゃらないのが現状です。

なのでレントゲンを撮って「何も異常なし」と診断されて、痛み止めや湿布を処方して終わり、というケースがほとんど。原因が筋肉で、筋肉はレントゲンには写らないのです。

だから異常なしと診断されてしまうのです。

でも筋肉を触れば一発でわかります。

だけど触ることもしない。

 

「痛いのにさわってもくれなかった」という患者さんが後を絶ちません。

 

解決方法

 

 

痛みの原因は硬くなった筋肉なので、それをほぐせば痛みは和らぎます。

 

でも痛みが出る状態っていうのは、まぁまぁ硬くなってしまっているので、ほぐす際に痛みをともなう可能性があります。

 

そうならないようにするためには、筋肉を常に柔らかい状態で保つ必要があります。

 

そのためには、自分でストレッチをこまめにやったり、定期的にマッサージを受けるといいと思います。

 

ご自愛ください。

 

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