1日たった5分で健康な体は手に入ります。
そしてゆくゆくは5分じゃすまなくなります。
10分、20分、30分と、勝手にどんどん時間が伸びていく好循環が生まれる方法です。
それは「ストレッチ」です。
ストレッチを毎日5分続けると柔軟性が身につきます。
柔軟性があるとケガをしにくくなります。
そして体が軽くなって運動をしたくなります。
運動をすれば健康な体になります。
ストレッチの素晴らしいところ
ストレッチは筋肉を伸ばす運動です。
筋肉を伸ばすと面積が少しだけ大きくなります。同時に血管も筋肉でできているので面積が大きくなります。面積が大きくなると体積が増えて血流が良くなります。
血流が良くなると、毛細血管の隅々まで血液が行き渡るので、体全体が少し温かくなります。
運動をする前にストレッチをするのは体をほぐすことと、体を温めることが目的です。
さらに。
毎日続けていれば筋肉自体を柔らかくする効果もあります。
ストレッチを毎日する理由
人間の体には健康な状態を維持しようとする機能が備わっています。
風邪を引いた時、熱を上げてバイ菌をやっつけようとするのも、ケガをした時、血が固まってカサブタができるのも、すべてその機能のおかげです。
健康な状態を維持してくれるのがメリットな一方で、体型とか姿勢なんかを変えようと思ってもそんなにすぐには変わらないというデメリットもあります。
人間は生まれたばかりの赤ちゃんの頃はみんな体が柔らかくて、転んでもケガをすることがあまりないほどです。
歳を重ねていくごとに柔らかさを維持したまま成長する人、硬くなっていく人に分かれます。
そこには個人差がありますが、柔らかさを維持したまま成長する人は、運動をしたり何かしらそこに対して努力をしています。
硬くなる人は、そこに対して何もせず放置してしまっている人です。
ただ、いきなり硬くなることはなくて、少しずつ硬くなっていきます。
体が硬くなると、肩こりや腰痛を引き起こしやすくなったり、ケガをしやすくなったりで、いい事はひとつもありません。
体が柔らかい状態を維持できればその可能性はグンと下がるのですが、それにはそれなりのことをやり続けないとなかなか維持することができない、というのが先ほど言ったデメリットでもあります。
最初の1ヶ月が鬼門
ストレッチをすると、一時的に少し体が柔らかくなりますが、形状記憶合金なので、すぐに元に戻ろうとします。
なので毎日5分でも続ける必要があるのですが、最初はなかなか効果が出ません。
平均、最低1ヶ月は効果が出ずホントにこのままやり続ける意味があるのかしら?と、不安に襲われる毎日です。
1ヶ月ぐらいを過ぎたあたりから、少しずつ体が柔らかくなっていくことを実感できるのですが、これがなかなか続かなくて辞めてしまう人がほとんど。
続けるためにはかなりの覚悟が必要です。
それこそアラームを鳴らすとか、紙に書いて貼っておいて意識するとか。
それぐらいのことをして、とにかく最初の1ヶ月は強制的に毎日続けることが大切です。
1ヶ月ぐらい続けることができれば、そこからは体がストレッチを求めてくるようになって、ストレッチをしないとなんだか気持ち悪い、と感じるほどになってきます。
そしてその時には5分では物足りず、10分、20分、30分と時間を増やすようになっていきます。
とにかく最初の1ヶ月が鬼門です。
ここさえ乗り越えることができればあとは勝手にルーティンになっていきます。
そうなれば、体が軽くなって1日がすごく爽やかになります。
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