自分に自信がないのは目的がないからです。
目的がないから積み上げるものがない。
積み上げるものがないと自信はつかない。
自信は少しずつ積み上げてできていくものです。
自分に自信がある人は何かしら積み上げてきています。
中には根拠がまったくない自信を持っている方もいらっしゃいますが、そういった自信はわりともろくて、些細なことですぐ崩れる「ハリボテ」みたいなモンです。
まるで絹ごし豆腐のように。
なので、自信を持つためにはまず何かひとつ「目的」とか「目標」を持つことが第一歩です。
そして少しずつ積み上げていく。
僕は絵描きなので絵を描くことを例にしますと。
絵を描くのって少しずつ上達していくので、なかなか上手くなれたっていう実感が持てません。
なのですごく時間がかかります。
だからこそ途中で諦めて挫折する人が多いのですが、そんな中でも諦めずに頑張って描けるようになった人っていうのは、絵に対してはすごく自信を持っています。それが他のことにつながるかどうかは別にして。
内訳は、まず「こんな絵を描きたい」っていう明確な目標があります。
いきなり描けるわけではなく、最初はヒドイもんです。
でも「描きたい」っていう強い想いがあるので、そこに向かって何度も何度も繰り返し練習を積み重ねています。
その積み重ねが「自信」になっていくのです。
もうひとつ自信を持つために大切なのは「人に褒められる」っていうことです。
自分の中で積み重ねたものを他人に認められるっていうのは、すごく嬉しいもので、それは大きな自信につながります。
たとえば絵のコンクールとかで何かの賞をとるとかね。
でも他の人に認められるっていうのは、あくまでも補助的なものってとらえた方がよさそう。
人にもよりますが、中には他人に認めてもらうことで積み重ねることをやめてしまう人が一定数いらっしゃるからです。
積み重ねることをやめてしまうとそれは「自信」ではなく「過去の栄光」に成り下がってしまいます。
高齢の方に多いですが、「過去の栄光」を自慢げに語るような人はみていて痛々しくてあまり気持ちのいいものではありません。
そうならないようにするには、常に目標を持っておくことが大切です。
そうするとそこに向かって積み重ねることができるので安定して自信をもつことができます。
目標が常にあることで、「自分はまだまだだ」っていう謙虚な姿勢でいられるので、人に対してすごく柔らかく接することができるようにもなります。
自分がまだまだだと思ってるので、同じように何かに一生懸命取り組んでる人に対して「一緒に頑張ろう!」っていう共感を持つこともできるので、上からものを言うなんてことはおこがましくてとてもじゃないけどできません。
いいことがたくさんあります。
そういう謙虚な姿勢でいれる人にとっては、他人に認められるっていうのはものすごい大きな自信になります。
そしてそれがきっかけで他のことにも自信がついていくので、素晴らしい人間になることができます。
とゆーわけで。
自分に自信を持つためには何か目標をひとつ定めてそこに向かってコツコツと積み重ねていくことです。
絵を例にしてお話しましたが、根本的なところは何でも同じです。
スポーツでも、楽器でも、勉強でも。
積み重ねることが大切なので、続けることができる「好きなこと」がいいですね。
まわりを見渡してみると自分に自信を持ってる人は何かしらやってるはず。
自分に自信がない人はそういうものがないだけです。
ゼロから始めるってなるとちょっと気が遠くなるかもしれないですが、最初はみんなゼロです。
そこから少しずつ積み重ねての今があるのです。
何歳からでも遅くはありません。
ケンタッキーおじさんだってフライドチキンを売り始めたのは65歳の時です。
日本だととっくに定年です。
バカにされることもあるかもしれませんがバカにするようなやつはたいてい自分に自信のない人間です。
自分に自信のある人はそういった挑戦する人をバカにするようなことは絶対にしません。
なのでそんな人は無視。
さぁれっつごー。
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