自分を見失って迷走する20代半ば

20代は人生の中でいろんな転機がおとずれる時期です。

社会に出て社会を学び、自分が何ものであるかを

イヤでも見つめなければならない時期。

この時期に出会う人や環境でその後の人生が大きく変わります。

20代でがんばればそのあとの人生は割とイージーモードです。

この記事ではあるひとりの20代で迷走した男について書きました。

 

僕は今まで生きてきたなかで

いろんな経験をして、いろんな人に

出会って、けっこうな修羅場も

何度かあって波乱万丈な人生を送ってきたので

老若男女問わず、いろんな人に人生相談されることがあります。

 

先日僕のところにひとりの20代半ばの

男性が僕のところに相談にきました。

 

リハビリを通じての出会い

 

彼の名はAくん。Aくんが大学生の頃からのつきあいで、

学生のときに足を骨折してそのあとのリハビリを僕がやっていました。

1年ぐらいかけてリハビリをして少しずつ快方に向かっていって、

最終的にサッカーができるぐらいまで回復して

彼は非常に喜んでくれています。

彼はなかなかのヤンチャな性格で僕と話をするときも

気がつけばタメ口になっていました。

僕は基本的にガツガツくるタイプの人間を好むので

むしろそれぐらいのほうが気持ちよかったので何も問題はないのですが。

リハビリをしていく中でいろんな話をするようになり、

将来アパレル関係の仕事がしたいことや、学生生活のこと、

家族のことまで話をしてくれるようになりました。

僕も自分の過去の学生時代のことや、バンドのこと、

仕事のこと、いろんな話をしていく中で

彼と仲良くなり、最終的には

一緒に飲みに行くぐらいまでに仲良くなりました。

 

Aくんに転機がおとずれた

 

やがて彼は大学を卒業し、焼肉屋の会社に就職しました。

アパレルの仕事はひとまずあきらめたようです。

そして配属先が名古屋に決まり、彼は旅立っていきました。

 

名古屋だったので彼はちょくちょく

帰ってくるたびに僕のところに顔を見せにきてくれました。

仕事がキツイらしく、朝早くから夜遅くまで

延々と肉を切るという仕事を毎日毎日こなしていたそう。

このとき、僕は彼のある変化に気がつきました。

タメ口が中途半端に敬語になってしまっているっっ。

これはマズイな〜と思いました。

今まで完全にタメ口だった人間が中途半端な敬語を使うのは

社会の洗礼を受けた証拠。

そんなものわかりきっていたものと思っていたので

僕の中では衝撃的でした。

1年後に彼は仕事を辞めて帰ってきました。

予感は的中してしまいました。

帰ってくるやいなや僕のところにきて、

「相談がある」

と呼び出されました。

「とりあえず飲みいくか」

と誘い出して話をきくと、どうやら彼はやはりアパレル関係の

仕事がしたかったらしく、

それが胸につっかえていてモヤモヤしていたといいます。

モヤモヤと仕事のハードさも相まって辞めるにいたったのだと。

 

そんなときもあるよね

 

僕もそういう経験をしたから今があるので

彼の気持ちがよくわかっていました。

「やりたいことがあるなら失敗してもいいから

できるだけのことはしたほうがあとで後悔しなくてすむよ」

といって彼を後押ししました。

このとき、僕が画家として絵を描いて生きていきたいという話や、

同じ年齢ぐらいのときにバンドで失敗したこと、

2度の離婚経験があることなど過去の失敗経験を笑いながらしゃべってたら、

彼の目つきがみるみる変わっていきました。笑

 

もともとそういう話はしてたのですが、

細かくしゃべったのはこのときが初めてだったので

彼の僕を見る目が尊敬から崇拝に変わりました。笑

 

迷路に迷い込んだ

 

この飲み会のあと、彼は前に進むことができたそうです。

そしていろいろなアパレルの店の門を叩いては

面接で落とされ、また違うところで落とされを

繰り返しながらようやく採用が決まりました。

とりあえず一歩進めることができれば、

あとはひたすら一生懸命がんばって上にいくだけ。

、、そう思っていました。

 

、、、がしかし。

 

それから1年ちょっとが過ぎたとき、彼はまた僕のところにやってきました。

 

もう今度は顔を見た瞬間に目が死んでることがわかりました。

話を聞くと、1年間やって上の人から

「社員にならないか?」

とお誘いがくるぐらいまで頑張っていたけど、

ほんとに自分のやりたいことが

これなのかどうなのかわからなくなって

辞めてしまったということでした。

そしてとりあえず無職はマズイと思って、

知人の紹介でとある小さな焼肉屋さんで

はたらくことが決まったけど、言ってることと

やってることがむちゃくちゃで1日で辞めてしまったそうです。

僕もおなじ経験をしています。

関連記事⇒仕事やめたいならやめればいい。僕は入社式の日に仕事やめました

そして話し方もタメ口は完全になくなり、おかしな尊敬語を交えた

へんな敬語をしゃべるようになっていました。

あの頃の、学生時代の

目をキラキラ輝かせていた彼はもうどこにもいませんでした。

彼は完全に自分を見失ってしまっていました。

だからこそ僕のところに救いを求めてきたのでしょう。

人生の別れみち

 

20代の半ばぐらいの年齢って、僕もそうでしたが社会人になって

ちょっとだけ慣れてきたぐらいのときで、

中途半端に世の中を知ってしまって、

自分と世の中の距離みたいなものが

よくわからなくなる時期なんじゃないかと思います。

この時期にしっかり自分と向き合って、

ホントにこの先今のまま生きてていいのかって

自問自答繰り返していけば5年後10年後のときに

ずいぶん変わってくるんじゃないかなと。

そのときはツラくて死にたいとさえ

思う瞬間があるぐらいだけど。

 

でも乗り越えればその先には楽しい未来が待ってるハズ。

質問、相談があればお問い合わせからお待ちしてます。

お気軽にどうぞ。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください