極度のマイナス思考だった人があるときからビックリするぐらいのポジティブシンキング人間になりました。
ものごとをマイナスに考えてしまうと普通にやってればうまくいくようなことでもうまくいかなかったりすることが多々あります。
マイナスに考えて引っ込み思案になって自分の力を思う存分発揮できなかった。。。そんなことってないですか?
考え方をちょこっとだけ変えるだけでマイナス思考な人間ほどポジティブに生きることができます。
頭にいつまでも残るマイナスなできごと

マイナス思考な人っていうのは自分にとって都合の悪いことを常に考えてしまいます。
ちょっとのことでムシャクシャしたり、無意識にため息をついてしまったり。
「ああもう嫌だ、最悪だ、ああなんでこうなるんだろう。もう明日から何もしたくない」とかね。
なぜそんなふうに考えてしまうのでしょうか?それは過去にツラい経験をしてそれが脳に強烈に残ってしまっているからです。
楽観的に考えれる人はそれをそのままスルーできたりしますがそうでない「マイナス思考人間」はスルーできません。
でもそれはあなたが繊細な心の持ち主だからです。優しい心の持ち主だからです。
気を使いすぎてしまっているだけです。
自分で言うのもなんですが僕もそんな繊細な気ぃ使いすぎ人間でした。
少しだけ昔話します。
転校して新しい学校に行ったときの話です。中学校に入学する前の説明会みたいなのがあって小学校ごとに分けて行われていました。
僕は転校生ばかりが10人ぐらい集まってる教室にいました。
小学校を卒業してすぐに転校だったのでまわりには知ってる友達などいません。
それでも1人は寂しいので一世一代の勇気を出してある男の子に声をかけてみました。彼は気さくな感じで接してくれたのでとりあえずその日はその彼と1日過ごすことができました。
彼の名は鈴木くん。
あしたもヨロシクといって別れた次の日。僕が学校に行くと鈴木くんはすでに違う人たち何人かと一緒にいました。
僕はそれをいち早く察知してできるだけ彼と距離を置いてしまいました。
「なんで?」
「昨日言ってたのに。」
僕は鈴木くんが僕と同じ気持ちでいてくれていると勝手に思い込んでしまっていました。だからすごく裏切られたような気持ちになりました。
でも鈴木くんも転校生組です。僕と同じように早く友達を作りたかったに違いありません。それを僕はわかってあげられなかった。
そのショックは大きかったようで「また裏切られたらどうしよう」という心理が働いて声をかけることができなくなってしまいました。
これはほんの一部ですが、小学校のときから転校が多かったので少しずつ蓄積していって僕はマイナス思考人間になっていきました。
似たような経験をお持ちではないでしょうか?
人と接するのが楽しいときももちろんあるけど楽しいよりも裏切られたときの傷ついた感のほうが脳裏に深く刻まれてしまっています。
中途半端なマイナス思考

ひとくちにマイナス思考といっても人間っていう生き物はどこかしらに希望を残しておくことが多いようです。
さっきの僕の転向のくだりなんかはまさにそれで、「話しかけてまた裏切られたらどうしよう」の裏には「今度こそ」という一抹の希望が残されています。
要するにどこかで信じたいんですね。
「まだ完全に裏切られたわけではないからもしかしたら今度は大丈夫かも」っていうかすかな希望がどこかにあります。
「裏切られる」と「大丈夫」の間を行ったり来たりしてるすごく不安定な心理状態です。
これが中途半端なマイナス思考です。
どうせ考えるならとことんいけばいい

自分はマイナス思考だと思っている人ほど、中途半端なマイナス思考人間なことが多いかなと思います。
中途半端なので裏切られるということも認めたくないし、かといって大丈夫と言い切れるほどの自信もありません。
これを抜け出すにはどうせ考えるならとことんマイナス思考になってこれ以上悪いことなんかない!っていうところまで考えてしまえばいいんです。
そうすれば究極に落ち込むことができます。
さっきの話だと「また裏切られる」なんてまだまだ屁のカッパで、究極は学校全員に相手にされない、といったところでしょうか。
自分の身に降りかかる最悪のケースを常にシミュレーションしておくと精神的に鍛えられるのでおススメです。
落ちるところまで落ちたら

最悪のケースをシミュレーションしたらそれを受け入れてしまいましょう。
これがなかなか難易度高いのですが、これをクリアすればもうあなたはポジティブ人間です。
でもこの「受け入れる」というのは相当の覚悟が必要であることはいうまでもありません。
しかたないか!ぐらいに思えるといいのですが、そうなるためにはとにかく最初の一歩が重要です。
そこさえ踏み出せればあとはもはや惰性です。面白いぐらいポジティブ人間になっていきます。
中途半端に考えてウジウジするという自分自身を変えたいと思ったらそれぐらいはなんてことないはずです。
僕はあるときからこの「最悪のケースを考えてそれを受け入れる」ことでポジティブにものごとを考えれるようになりました。
最初は受け入れることがなかなかできなかったけどやってるうちに慣れてきます。
おわりに
不思議なことに「自分が考える最悪のケース」というのはそうそう起きることはないんですね。
それを考えて受け入れることってある種の開き直りなので、開き直って思いっきりやればそれなりにうまくいったということもけっこうあります。
覚悟を決めてハラをくくれば人間思いっきりがよくなって自分の力を思う存分発揮できる
、ということなのかもしれません。
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