「もう◯◯歳なんだから」
とか
「いい歳して」
とか
時代がこんなにも移り変わっているのにもかかわらず、そういうことを言う人はいまだにたくさんいらっしゃるけれど。
彼らはいったい何をもってそんなことを言うのでしょう。
何かやりたいことがあるのなら、年齢なんか気にせずにとっとと行動に移した方がいいのです。
やってしまった後悔よりも、なんでやらなかったんだろう、っていう後悔の方が死ぬまで引きずっちゃうから。
やってしまった後悔は、いわば「失敗」で、その時は「なんでやってしまったんだ…」ってめちゃくちゃツラくてへこみますが、その時だけです。
その失敗をそのまま放置してしまったら、それはそれで死ぬまで引きずってしまうことになっちゃいますが。
そこから学んで次に活かせばその失敗は血となり肉となるので、むしろ「失敗してよかった」って思えるようになります。
でもやらなかった後悔は、後から取り返しようがないのです。過ぎてしまったことはもう何をどう頑張ってもどうにもできない。
もう、頭の中で「あの時行動してたらどんな人生になってたんだろう…」っていうのがグルグルグルグル回って、それは歳を重ねるごとにひどくなっていきます。
そんな後悔をするぐるいなら、まわりの意見とか関係なくやってしまえばいい。
人間はいつかみんな死ぬものです。
生まれた瞬間から死に向かって走り出しています。
生まれてから20年ぐらいは体は成長していきますが、20〜25歳あたりがピークで、それ以降は筋肉の量が減ったり、骨がスカスカになっていったりと、どんどん衰えていくばっかりです。
30代以降になってくると、肩はこるし腰は痛いしヒザは痛いしで、自由に動けなくなる確率が爆上がりします。
そうなると気力もなくなってきます。
だから皆さん冒頭のようなことを口にしてしまうのです。
でもそれは「あなたの感想」であって、本気でやりたいって考えてる人の後ろ髪を引っぱる行為でしかないのです。
しかも我が国ニッポンは小さい頃から「皆同じ」「右へ倣え」の精神を植え付けられてしまってる島国民族です。
そういうことを言われてしまうとその精神が働いてしまって、「あぁ…やっぱりやめとこ…」ってなる人の方が圧倒的に多いのです。
冒頭のようなことを言っちゃう人は、自分自身に「やらなかった後悔」が残ってて、それをやられてしまって成功でもされたら、自分がみじめになってしまうから引きずりこもうとしてるだけです。
誰もその後の責任なんか取れるハズがないので、そんなくだらないことをする人間の言うことなんてフル無視しとけばいいんです。
さすがに30歳になったあたりで「プロ野球選手になる!」とかは肉体的な衰えが激しいし、プロ野球で30歳っていうともうベテランの域に達してるので、ちょっと違う道を考えた方がいいんじゃね?とはなりますが。
それでも本気でやる!って言うなら応援したいなと思います。
僕自身、水墨画を本格的にやろうと思ったのは30歳過ぎてからです。
それでも全然描けるようになったし、その絵を買ってくれる人だって現れるようになりました。
もっというと、このブログを立ち上げたのは30代後半に入ってからです。
とにかくやろうと思ったその瞬間から行動に出ました。
そこから必死でいろんなことを勉強して、頑張って年間30万人が訪れてくれるサイトにまで成長させることができました。
年齢なんか関係ないのです。
そんなものはしょせん数字だけのくだらない概念です。
たまたま地球の公転時間が365日なだけです。
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