結婚するから幸せじゃない:幸せは2人で築いていくもの

「結婚=幸せ」?

結婚したら結婚式を挙げて、好きな人とともに周りの人たちに祝福される結婚式。

これほど幸せなことは一生に何度もあることじゃないです。

それから夫婦2人で子どもを設けて苦楽を共にして一生を添い遂げる。

 

未婚のときの結婚に対するイメージはなんかだいたいそんな感じでした。

実際にはそんなカンタンなものでもなかったですが、結婚することが幸せじゃなくて、結婚はすべての始まりで夫婦の幸せはふたりでつくっていくものです。勘違いするととんでもない目にあいます。

結婚=ゴールイン??

 

結婚することがある種のゴールであるかのような世の中の風潮ですが、テレビとか新聞とかでも結婚のニュースにはなぜかゴールインという見出しが散見されます。

ここにすごく違和感を感じています。

結婚は夫婦として、家族としての生活が今から始まるといういわば契約を交わすようなもの。

なのでホントは"ゴールイン"じゃなくて"ゲートイン"のほうがしっくりきます。

競馬用語です。競馬はスタート地点に馬が入るゲートがあってそこに馬が入るのです。じゃないと馬はきれいに並んで待つなんてできないので。

なにせ戸籍上の他人同士で交際してる期間よりも夫婦になって家族として過ごすであろう時間のほうが圧倒的に長いわけです。

ゴールインとか言っちゃうからその先のことなんか考えないで離婚に至るケースが多いんです。

結婚は生活を共にするということ

 

結婚するということは籍を入れて姓も同じになって同じ家に住所を置いて共に生活していくということです。

朝起きて顔を見て寝る前にも顔を見てごはん食べてるときも顔を見て、いいところもそうでないところもすべてをさらけ出す。

そしてそんな生活に“慣れ”が生じてくると裸もしくはそれに近い格好でくつろいだり、自分がいる場所でオナラやゲップをしたり、会話がなくなったり、お金の使い方が荒かったり。。。etc

ありとあらゆることをさらけ出していくとそれがストレスになったりします。夢も希望もないことを言ってますが、こんな夫婦ばっかりではありません。ほんの一例です。でも確実にこういう夫婦がいることをご理解ください。

夫婦なんて一緒に生活してみないとわからないことだらけです。

お互い人間なのでダメなところのひとつやふたつ持ってて当たり前。

だめなところが見えてもそれを許せるかどうかが今後の生活を大きく左右します。

いいところもそうでないところも全部ひっくるめて受け入れるのがいちばんいいのですがなかなかそうもいかないので、だめなところは直せるなら直したほうがイイしそこは話し合いによって解決できることもあります。

なによりもいいところを見てあげてそれを伸ばすのがいちばんだと思います。

最悪無理なら離婚すればいいだけです。離婚したらダメなんて誰も決めてません。

結婚は思いやりが大事

 

よく離婚した人の話を聞きますが、いつも共通してるのは相手を思いやる気持ちがどこかにいってしまってるということ。

最初からそれがなかったらそれもしかたないことですが。

結婚して一緒にいる時間が長くなると悪い意味で慣れが出てしまってだんだんそういう気持ちも薄れていってしまいます。

人間だからそれは仕方のないことなのかもしれません。

でも、そこから学べることは「一緒にいてくれてありがとう」は忘れると絶対ダメってことですね。

これは夫婦だろうが友達だろうが仕事仲間だろうがなんでも一緒です。めちゃくちゃ当たり前のことを言っていますが、でもやっぱりそこはいつの時代であろうとどこの国であろうと、どんな動物でも、同じことです。

 

 

結婚をすればいろんなことが起こります。楽しいことも苦しいことも。2人だけの問題ではなくなるところもあるのが結婚。

自分の親や、相手の親。兄弟、親戚の人たちとの関係もできます。

中にはとんでもないことを言ってきたりすることもあるし、相手が自分の味方をしてくれないことだってあります。

でもどんなに苦しいときでも相手を思いやる気持ちさえあれば乗り越えられます。

離婚するときはだいたい自分のことしか考えてないときです。

ケンカをしたときだって少し時間が経てば気持ちは落ち着くもんです。

その怒りをずっと引きずったまま離婚してしまうというのもよくあるハナシ。

でも多くの場合、結婚した当初の気持ちを忘れて思いやりの気持ちを失くしてしまうのがほとんど。

初心忘るべからず。とはよく言いますが、ほぼほぼ忘れることのほうが多いのも事実です。

 

子は宝

 

 

結婚には多くの苦痛があるが、

独身には喜びがない。

英国の詩人、ーサミュエル・ジョンソンー

 

苦しいこともたくさんありますがそんなことどうでもよくなるぐらいの喜びもあります。

たとえば子どもが産まれたとき。

「目に入れても痛くない」というのはこういうことを言うんだなと思うぐらい可愛いもの。

そしてその子どもが成長していくのを見るのは何ものにも代えがたい喜びがあります。

そしてその子どもはときに、夫婦の間に入って険悪なムードをぶち壊してくれることもあるのです。

ケンカしてたのに子どもが間に入ってきてそんなことどうでもよくなるなんてことは結構あるもんです。

子どもが産まれると育児に翻弄されて男がほったらかしなんてのもよくあるけどそれは男が家庭に入らないことが原因です。

ちゃんと2人でみればそんなこともなくなるはずなんですけどね。。。

 

結婚は2人で幸せを築いていくもの

 

 

結婚をしないで、私はなんて馬鹿だったんでしょう。これまで見たものの中で最も美しかったものは腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。

ハリウッド女優、ーグレタ・ガルボー

 

結婚は始まり。

 

何もないところから楽しいことも苦しいこともすべてを共にして2人での幸せをつくっていくものです。

そのために必要なものはお互いを思いやる気持ち。

これさえ忘れなければおじいちゃんおばあちゃんになっても手をつないで歩く微笑ましい夫婦になれる、、、

「あのときはいろいろあったけどねぇ~」

なんて言いながら笑ってるおばあちゃんとかみたらホントにステキだなと思います。

 

そんな夫婦になれたら最高ですね。

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