人間関係がうまくいかないのは○○が足りてない

人間関係はコミュニケーションです。

コミュニケーションをとってそれぞれの考え方や想いをぶつけ合うことで人間関係はできあがっていきます。

うまくいってる人間関係にはお互いを思いやる気持ちやリスペクトがあります。

リスペクトもすごく大切ですが、思いやりがあったればこそです。

 

思いやりはひと言でいうと、相手に憑依することです。

相手の立場や気持ちになって、どうやったら喜んでもらえるかを考えて行動を起こすことです。

 

その時、相手に気づかれないようにさりげなく行動することが大切です。

気づかれてしまうと相手は「はっ…!気を使わせてしまった…」と申し訳ない気持ちになってしまって完全に逆効果です。

 

そうなるとそれはもはや思いやりでもなんでもなく、ただの恩着せがましい行為に成り下がってしまいます。

 

なので相手の行動パターンなんかも知っておく必要があります。

 

そんなことをもろもろ知った上でその相手の立場に立って考えて行動することが「思いやり」です。

 

うまくいってない人間関係にはこの「思いやり」がなくて、自分の立場でしかものを考えれていません。

 

相手にとってはそれは「?」でしかなくて、なんでこんなことを言うんだろう?とかなんでそんなことするんだろう?とか不信感しか生みません。

 

当然の事ながら、そんな人に心を許せるハズもなく、関係はギクシャクしてしまいます。

 

かといって、1回だけ喜んでもらえたとしても、それだけでスムーズに人間関係がうまくいくのか、というと、ほぼほぼそんなことはありえません。

 

何回も何回も喜んでもらうことを積み重ねることで、少しずつ人間関係は良好なものになっていきます。

 

 

とにもかくにも相手を知ることが大切

 

 

思いやりはひと言で表すと「憑依」ですが、それだけでは到底足りないぐらいものすごく深いものです。

 

まず相手のことを何も知らないことには喜ばすことなんて不可能です。思いやりもクソもありません。

 

相手を知るための方法はいろいろありますが、手っ取り早いのは直接対話をすることです。

 

ただ、大して深い関係でもない人にいきなり本音で話をする人はそうそういません。

うわべの当たり障りないところだけしゃべります。

それは大人になればなるほど、いろんな経験を積んでらっしゃるので、警戒心が働くからです。

 

本音でしゃべってくれるようになるまでにはなかなか時間がかかってしまうので、他の方法でどうにかこうにかその人のことを知るしかありません。

そのためのヒントはちょっとした行動とか仕草とか表情とかにたくさん隠れています。よく観察すればいろいろみえてきます。

特に表情はその人の心を映す鏡です。

うわべの当たり障りない会話にもヒントは隠れていて、そのヒントをもとにちょっと踏み込んだ言葉を投げかけてみて、その時の表情の変化で相手の本心がわかったりします。その変化はほんの一瞬なので、見逃したらたいへん。

踏み込んだ言葉ってなかなかさじ加減が難しいところです。

ヘタしたら相手の方は機嫌を損ねて心を閉ざしてしまいます。

 

ここは経験がものをいうところです。

失敗することを恐れて踏み込むことをしなかったら一生良い人間関係は築けません。

踏み込むことをしない大人の人が多くいらっしゃるので、面白くないなーと感じてしまう次第でございます。

 

そこで踏み込んだらもっと良い関係になっていけるのに…という。

 

たしかに踏み込んで失敗するリスクを考えたらビビってしまってなかなか踏み込んでいけないのはわかります。

が、無難な道ほど面白くないものはありません。

 

そんな人生を歩んでる大人は星の数ほどいらっしゃいますが、彼らはどこか不満げで心の底から笑ってないような感じがします。

 

それでいいのか?

 

たとえ踏み込んでその場は失敗に終わっても、その後のフォロー次第でそこから良い関係に発展することもあります。

 

なので失敗を恐れずにガツガツ踏み込んでいけば素敵な人間関係を築いていけると思います。