こんな時代にも関わらず、世の中には偉そうな人がたくさんいらっしゃいます。
気をつけてください。
彼らはまるで自分がどこぞのお殿様か王様であるかのように振舞い、上から目線で言葉の刃を平気で振りかざしてきたりします。ひどい人は手を出してきたりすることもあるので厄介です。
偉そうにしてくる人はこぞって皆さん聞く耳を持ってらっしゃないので、従うしかなくなります。
偉そうにする人は昭和生まれの人が多いですが、すでに元号は2回も変わって、「優しい世界」を目指そうと気づいた人たちがたくさんいる中、偉そうに振る舞う人はまだまだ後を断ちません。
彼らがなぜそうなってしまったのか。
そこを理解すれば見る目が変わって、すごくしょーもない人間に思えて、むしろ残念な気持ちになります。
そうなれば、わりとうまくつき合うことができるようになります。
偉そうな人の特徴その①上から目線でものを言ってくる人
とにかく上からものを言いたがる人がいます。
それはまるで時代劇のお殿様かのようです。
時代劇て。
令和なう。
上からものを言うのは、相手を下にみているからです。#当たり前のことを言ってます
逆に言えば、自分が上だと思いたいのです。立場が上だからとか、権力を持っているからとか、
そういう物差しでしか人をみてなくて、「おれの方が上だ」とアピールすることでなんとか自分のメンタルを保ってる感じ。
要は保身です。
これは古い日本の風習の名残みたいなモノなのですが、武士の時代は階級がすべてで、立場が上の人には絶対に逆らえなかったんです。
逆らうとリアルに首が飛んでしまうので。
普通に町歩いてて、お殿様が通るってなったらひざまずいて頭下げて、通り過ぎるまでその姿勢を保ってとか。
仮に立ったまま頭上げてやり過ごそうものなら「無礼者!頭が高い!」とか言われてその場で斬られてしまったりとか。
そんなのが日常茶飯事な時代です。
明治、大正、昭和と時代が変わっても、そういうのを見て育った人は「そういうものなんだ」と、それが当たり前になってしまいます。
自分がそれで嫌な思いをしたのにも関わらず、いつの間にか自分も同じことをしてしまっている。
それならまだ救いようがあって、いつか自分の過ちに気づく可能性もあります。
が。
そういうのに憧れてしまう人も中にはいるわけで。
「カッコイイ〜!おれもこんなふうに上からものを言いたい!」って思ってしまうバカもいるのです。そういう人はもはや救いようがありません。
我が国ニッポンでは、そこかしこでそういうことが多発しております。
さすがに首が飛ぶとかは犯罪になっちゃうのでないですが、降格させられたりとか、職を失ったりとかは普通にあります。
そんなふうに、立場が上だったり権力があると、まわりの人たちから崇められたりチヤホヤされたりするので「自分は偉いんだ。まわりの人よりも優れているんだ」と勘違いしてしまいます。
でも、崇めたりチヤホヤしてるのは権力とか立場であって、その人自体を崇めたりチヤホヤしてるわけではありません。
上からものを言う人は相手の立場とか肩書きとかでしか人をみていなくて、自分のことしか考えていないので、自分よりも立場が上の人とかには、すごく媚びへつらう感じで気持ち悪くなります。
そして自分よりも立場が下とみるやいなや、すごく上からものを言ってきます。
それは、自分に自信がないからです。
相手より能力が低いかもしれない、まわりにどう思われてるんだろう、とか。常にまわりの評価を気にして、自分を磨こうなどとは微塵も思っていません。
だから上からものを言って相手を攻撃することで自分の身を守ろうとしているのです。
そういう人はとりあえずうわべだけを取り繕っておけば満足する「はだかの王様」なので、内心そっぽ向いといて、「すごいでちゅね〜」と、言っておけばいいと思います。
当然、そういう人は人として慕われることは皆無なので、いずれまわりに誰もいなくなる、という悲しい現実が待っています。
そう思えばちょっとは気持ちがラクになると同時に少し可哀想に思えてしまいます。
偉そうな人の特徴その②自分を大きく見せたがる人
偉そうにする人は自分を大きくみせようとする傾向があります。
たまたま環境に恵まれて、要領よく世の中を渡り歩いてこれた人で、これまでうまくやってこれたのは、「自分が優秀だから」だと思い込んでいるのです。
当然そんなはずはなくて、少なからずまわりの人たちの支えがあってこそのことなのに、それを認めようとせず、あくまで「自分の力」だということを人にアピールしようとします。
「自分は優秀なのだ」と思い込んでいるので、そこからさらに自分を磨こうとはせず、いつまでも昔のことを武勇伝のように語りたがります。
それは、元々自分に自信がないからです。
自分に自信がないのにたまたま実績を作れてしまった。だから、能力がそんなにないのかもしれない、自分は弱いのかもしれない、っていうことを薄々自分で気づいているのです。
それをまわりに悟られたくないので偉そうに振る舞ったり高圧的な態度をとって自分を大きく見せようとします。
自分に絶対的な自信を持っている人は、決して偉そうな振る舞いはしません。むしろすごく低姿勢で謙虚で、人当たりも柔らかいです。
なので、「あぁ…この人は自分に自信が持てないからこんなに偉そうにするしかないんだな…」と、思って、「すごいですねぇ〜」と言ってあげしましょう。そう考えれば少しは気がラクになるのではないかと思います。
だだ。
そんなことになってしまったのには日本の古い風習が関係してるのではないか、と考えてしまうこともあって。
自分に自信が持てないのは、信念がないからだと思うのですよ。
信念とか理念みたいな一本筋が通ったものがあれば、まわりの評価とか関係なく突っ走れると思うんです。
でもそれができなくてまわりばっかり気にして自分を見失ってしまった結果、自信がなくなった。
我が国ニッポンは下っ端の人間の意見を認めない、みたいな風習があって、出る杭は打たれてしまうので、それに抗えずにそうせざるをえなかった…なんてこともあるかもしれません。
まぁ、そんなこと関係なくやる人はやるんですけどね。
偉そうな人の特徴その③中途半端にプライドが高い人
偉そうに振る舞う人は中途半端にプライドが高いです。
中途半端っていうのがミソなのですが、ホントの意味でプライドが高い人は、メーターが振り切っちゃってるので、ものすごく腰が低くて謙虚に、物腰柔らかく振るまってくれます。
それは自分に絶対的な自信があって、まわりにどう思われようが関係ないからです。ホントの意味でプライドが高い人は、むしろ偉そうに振る舞うことを嫌がって、気配りも上手で優しい人です。
なのでプライドが高いと言うよりも、誇り高いという方がなんか合ってる感じがします。
これとは対照的に偉そうに振る舞う人は絶対的な自信を持ち合わせていないので、中途半端にプライドが高くて、メーターが振り切ってないのです。
でもそれを悟られたくないので、自信があるように振る舞ってはいますが、よーく観察すればそれがただのハリボテでしかないことがわかるかと思います。
なので、「あぁ…この人は自分に自信が持てなくて中途半端にしかプライドを持てないんだなぁ…」と、心の中でその人の格を下げてください。
そしたらその人がすごく小さく見えるのでうまくつきあっていけるかもしれません。
偉そうな人の特徴のまとめ
偉そうな人は他にも声を大きく張り上げたりとか、人の失敗を責めたりだとか、他人を否定的だったりとか、ふんぞり返ってたりとか、とにかく人間の器が小さいのが特徴です。器が小さいので人に感謝することなんてほぼ皆無。
器が小さいのを悟られたくなくて大きく見せようとして、そういうみっともない行動に出てしまうのです。結果的にそれが器が小さいって判断されてしまうざいりょうになってしまうことにも気づいていません。
なので、基本的には相手にしないのがベストなのですが、いろんな理由でどうしても関わらないといけないこともあるので、その時は同じ目線に立たないのがいいです。
同じ目線に立ったり、下手に出るとめちゃくちゃ乗っかってきてしんどいので、ちょっと上に立って子どもをあやす感じでヨシヨシしてあげると機嫌よくいてくれます。
どうしても無理だったらその人よりもさらに上の立場の人に相談してなんとかしてもらうのがいいかと。
そういう人は間もなく駆逐される運命にあるので、大丈夫です。
優しい世界がすぐそこまできております。
それでもイラつくちょっかいをだす。
それがウザいを越えているんですよ!
一刻も早く逃げてください。
謝罪強要とはええごみぶんだな。
あんた何様だ?