イライラするのは自分の中で想定してたこと以上のことが起きた時です。
イライラしてしまうとムダに体力使うし、まわりがみえなくなっていろいろ損することも多いし、精神衛生上よろしくないので、できるだけイライラは抑えた方がいいと思うのです。
なのでイライラしないようにするには、あらかじめいろんなパターンを想定して、それにどう対応するかまでをシミュレーションしておけばだいたいイライラすることはなくなります。
たとえば待ち合わせをしてる時。
約束の時間になっても相手の方は待ち合わせ場所に現れず、連絡もない。
5分とか10分ぐらいならまだ大丈夫ですが、それ以上になるとイライラしてしまいますね。
人によっては5分もたないこともあります。
こういう時にイライラしてしまうのは、「相手がちゃんと時間通りに到着する」って思い込んでしまって、遅れるとかそんなことを想定していないからです。
「なんで約束の時間にちゃんと来ないんだ?」
「なんで連絡もしないんだ?」
と。
おっしゃる通りです。
そんなもんどー考えても相手が悪い。
ただ、相手が悪いと考えたところでそこから何も変わらないのも事実。
仮にそのことで相手を責めたとしても、後に残るのはイヤな気持ちと雰囲気だけで、ネガティブなものばかり。
ヘタするとその人との関係が終わってしまうことだってあるので、何もプラスのことが生まれないのです。
それならイライラしないように自分自身をコントロールした方がいい。
こういう場合、イライラしないためには「相手がちゃんと時間通りに到着する」と思わない方がいいです。
あらかじめ「30分〜1時間ぐらいは遅れるかもしれない」とか、「ヘタしたら2時間遅れるとかもあるかも」とか「いやいや、待て待て。ホントに来るかすら分からないぞ??」ぐらいまで考えておくのです。
そして連絡がくるかどうかもわからないので、「連絡はこないもの」として受け止めておきましょう。
そうしないと「連絡もしないで💢」と、怒りのボルテージが上がってしまいます。
でも、ただ考えるだけだと時間のムダになってしまうので、その待ってる間に何かできることがないかを探すのです。
この場合だといつ現れるか予測がつかないので、いつでもすぐに終われるような読書・ゲーム・動画を観る、あたりがいいんじゃないでしょうか。
まぁなんでもいいのですが、とにかく時間をムダにしないように、待ってる間にイライラすることがないように、ある程度集中できるようなことがよいかと。
こんな感じで、あらかじめいろんなことを考えておけば、イライラすることはなくなって快適な時間を過ごせます。
イライラしてしまうのは、想定外のことが起きてそれが自分にとってマイナスなことだった時です。
その想定外のことも、マイナスなことも、あらかじめ頭の中でシミュレーションして準備しておけばイライラすることはありません。
ただ、イライラしてしまうような人は沸点がかなり低めなので、まずは感情のコントロールができるようにならないといけません。
そして、ある程度冷静な時に自分がどんな時にイライラするのか?を考えるべきです。
イライラするような場面は突然やってくることが多いので、自分との戦いです。
いちばん残念なのは「イライラさせるな」という言葉を吐いてしまう人。
自分の準備不足を棚に上げて相手を責めてしまうという最悪の行為です。
イライラしたくないんだったらなぜ最初から心の準備をしておかなったんだ?と。
こんなセリフを言われた相手はたまったもんじゃありません。
言葉で言わなくても態度に出てそれが伝わってしまったら同じことで、そうなると空気が非常に悪くなってしまいます。
誰かひとりでもイライラするとその場の空気がとんでもないことになってしまって、完全に時間のムダなので、できるだけイライラしないようにしたいものです。
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